2002年12月
| 29日(日) |
| ザ・ルーツ、K-Ci& Jo Jo |
| 恵比寿・ガーデンホール。まず、K-Ciたちが出る。本当はちゃんとバンドを率いてのパフォーマンスが予定されていたようだが、変更でカラオケ・ショー。でも、やっぱ歌えてるから、ある程度それでいいぢゃんと思わせる。地声の勝利。彼らのパフォーマンス途中でビールを補給しようとしたら、貧乏臭い品ぞろえ(ビールと水だけ)の飲み物売店はすでにクローズ。んあー? そして、ザ・ルーツ。2MC、ドラム、打楽器、キーボード、ギター、ベースという布陣。今の末広がり流動性肉感ソウル/ヒップホップ創出の核と重なるバンドであり、新作『フリノロジー』も彼らの作品のなかではピカ一のもので、大層期待していったのだが、それに十分答える内容。ぼくが前回見たのは、98年晩夏に青海のほうの屋外会場で見たラップ勢4組(他は、サイプリス・ヒル、クーリオ、PE)が出たイヴェント(確か、スモーキン・グルーヴと名付けられていたか)でだったが、あんときのちゃらいパフォーマンスから比べると360 パーセント魅力増し。1時間半ぐらいはあったろう、フル・レングスの実演。聞かせるとともに、見せる部分もあって、満足じゃ。 |
| 27日(金) |
| エル・ネグロ&ロビー他 |
| バウンスが仕切る、イースト・ワークス系アーティストが多数出たイヴェント。青山・カイ。入口で森田義信さんが目敏くぼくを見つけて声をかけてくる。うわあ、何年ぶりだろ。そして、なかに入ると、ジャズのほうの人(変な言い方。普通でもそうだが、年末ゆえに雑な言い方許してぇ〜)を中心に本当に知り合いが沢山いたなあ。「あ、ども」とか言った頻度が今年一番高かったサンサート。ちゃんと見たのは東京ザヴィヌルバッハとエル・ネグロ&ロビー(2002年、7月24日)。前者はウェザー・リポート嫌いのぼくにはよく判らん。後者はやはり浮かれるほどに素晴らしい。 例年は20日前後でライヴ行きは収めて、パーティ/宴会に専念するのだが、今年は最後のほうまでけっこうライヴに行っているなあ。なんだかんだで。12月のアタマは本当はレシーフェに行くはずだったのがキャンセルなっちゃったりして、じゃあ日本で地道に(?)ライヴ三昧だナと思ったせいもあるか。 |
| 25日(水) |
| 野本晴美、Saya、アキコ・グレース |
| 若手日本人女性ピアニスト3人が出る公演。それぞれのワーキング・バンドを率いてのもの。半蔵門・東京FMホール。まず野本晴美。彼女のデビュー作はけっこう気に入っていた。セロニアス・モンクっぽい指裁きをするということで。でも、実演ではあまりモンクっぽいところはなくて、ちょっと肩透かし。涼しげな佇まいはいいんだけどにゃー。2番目は元ネヴィル・ブラザーズ、サンフランシスコ在住のSaya。半分はエレピを弾く。親しみやすさが出るし、もっとエレピを弾いたほうがいいかも。あと、あの跳ね返りまくりの性格をもっと演奏に反映してえ。3番目はアキコ・グレース。荒いけれど、彼女が一番ジャズ・ピアニストらしい演奏を聞かせていたかな。 話はコロリと変わるが、人が死ぬことに感傷的になることをやめようと思っている。そう思うようになったのは、ここ数年のことか? 世の中の真理、それは生を受けたものは必ず死ぬということ。なのに、知っている人の死にいちいち重く反応していたらキリがないではないか。ちゃんとショックを受けるのは身内と本当に近しい間柄にある人間だけでいい。でないと、消耗しまくってしまう。亡くなった人にココロを傷めるのなら、そのぶん、自分が楽しく生きようとしたほうがなんぼか建設的だ。薄情と言われようが、オレはそれで行く。それゆえ、海の向こうにいるミュージシャンの死に過剰に反応するのはやめた。だから、今年ジョージ・ハリンソンが死んだときもザ・ビートルズは大好き(やっぱり、自分のなかの特別銘柄の筆頭に来るか)であるにも関わらず、ぼくはぜんぜんショックを受けなかった。まあ、先が長くないことを知っていたということはあるかもし、それなりにいい人生だったのは間違いないことだし。でも、12月22日のジョー・ストラマーの死に関しては、去年インタヴューしたときに、天にも登りそうな有り難い言葉をかけてもらったりして、いろんなことが頭のなかに渦巻いたなあ。あっちで、いっぱい飲んで、べらんめえでいてくれ。 |
| 21日(土) |
| ジェシー・ハリス |
| 33才になるNY在住のシンガー・ソングライター。大ブレイクしたノラ・ジョーンズの「ドント・ノウ・ホワイ」を作曲し、ジョーンズのあの蜃気楼的な癒し表現の行き方の一翼をしっかりと担った人。彼がインディから出した2枚のアルバムまとめたもの(『ジェシーズ・ボックス』)が日本ではソニーの邦楽部署から出ている。それは素晴らしく、いい味を持つシンガー・ソングライター作だ。 下北沢・ラカーニャ。おお、いかにも学生風情を残す、喧嘩の弱そうな人。いろいろと広がり、すがりつきがいのある、優男的なギター弾き語りを淡々と。こういうのを聞くと、シンガー・ソングライター的表現っていうのはロックの一ヴァリエイションとして必要だな、とも思わされる。 終演後、次のノラ・ジョーンズのアルバムには関わるのと聞いたから、ちょっと返事を濁しつつそれはなさそうな感じ。ただし、別の方からの情報だが、エリック・クラプトンの次のアルバムには彼の曲が収められるようだ。クラプトン・サイド、ぬかりがないナ。 |
| 20日(金) |
| インコグニート |
| 南青山・ブルーノート東京。ここのところ毎年来ている彼らだが、ぼくは久しぶりに見る。5年ぶりぐらいかな。相当に楽しめた、温故知新型(インスト部にも力を入れた)今様ソウル・ショー。大昔、ヤング・ディサイプルズがまだ健在だったころ(つまり、10年は前)、トーキング・ラウド・レーベルのなかでぼくが一番共感を持てなかったのがインコグニートだった。ところが、年月がたつにつれ、彼らは様々な面でどんどんレヴェル・アップし、ぼくの受け取りかたも大いに変わってきた。豊富なソウルに対する知識を、広い興味や現代感覚とともに押しだすということにかけて、その完成度の高さはケチのつけようがない。本当に高揚できた。4人いるシンガーのうち一人はかつてデファンクト(cf .ジョセフ・ボウイー)にいたケリ・セイ。彼女には取材したけど、次のアルバムは旧ファミリースタンド軍団がケアしてのものとか。物凄く楽しみ。 |
| 15日(日) |
| パーク・タワー・ブルース・フェスティヴァル |
| 新宿・パークタワーで毎年やっている(1999年12月10日、2000年12月7日)フェス。1999年のほうの記載で東京ガスの所有するビルと書いているがもしかすると間違いかな? それに今年はワイルド・ターキーがスポンサード。そこらのビール会社よりちゃんとやってました。ともあれ、行くと、行って良かったナ、ブルーズっていいナと思わされるフェスティヴァル。やっぱり行くといいなあと心から思わされる。マンハッタン・レコードによるCD特価販売なども嬉しい。本当にほんとうに、ずっと続いてほしいナ。 2時すぎに会場入り、スライド・ギターの名手、内田勘太郎がやっている。枯れた演奏を聞かせるのかと思ったら、若いリズム隊を率い、ディストーションを効かせたスライド・ギターの演奏をギュンギュン。イエイ。 続いて、テキサス・イーストサイド・キングスという集合体。テキサス州オースティンというとロック・ファンにはサウス・バイ・サウス・ウェストなんていうCMJ系ライヴ見本市が現在あるように新たなロック・シティというイメージがあるかもしれないが(ぼくはそう)、これはオースティンで活動するブルーズ・ミュージシャンたちによるセット。マシュー・ロビンソン他、3人の人がフィーチャーされて歌う。 3つ目のブロック(その合間には、ロビーのほうで、日本人のギターとドラムによる演奏も)は、トリオ編成のザ・ホームズ・ブラザーズ。おお、楽器弾きながら3人で重厚にはもる。曲調はゴスペルからブルーズまでいろいろ。いい意味での、米国ブラック・ミュージックの重なり〜うねりがある。そして、6時になろうかという頃にトリのとして、硬派シカゴ・ブルーズ・ファン大騒ぎというジョディ・ウィリアムズがバンドとともに登場。いかにも、ブルーズぢゃ。 実はそんな長丁場ななか、ぼくが一番感激したのは、テキサス・イーストサイド・キングスのセットの最初に出てきて20分ぐらいギター弾いて歌った、なんとかワシントンという人。もう、びっくり。その風体にせよ、パフォーマンスにせよ。もう、60ぐらいいってそうな痩身の人だが、頭はドレッド・ロックスで、恰好も若作り気味。で、雰囲気がどこかネジが外れているというか、危ないというか。で、ダーティでワイルドな演奏。ジミ・ヘンドリックス登場前から俺はああいうことをやっていたと言っている人としてほんの一部では知られているらしいが、にゃるほど。ジミヘンをもっと黒っぽくした感じで、歯や足でギターを弾いたりもする。で、その総体からはブルーズはアウトローのもの、馬鹿野郎のもの、イっているもの、というような内実があふれまくっていて、ぼくはノックアウトされた。なんでも、来年にP-ヴァインからアルバムが出るそう。楽しみ。 |
| 14日(土) |
| 渡辺貞夫 |
| 渋谷・東急文化村オーチャードホール。週末はけっこう温かくなるという話だったが、天気は良かったものの期待したほどではない。パット・メセニー・グループでこの9月(19日)に来たばかりの、何かと評判の高いリチャード・ボナ(2000年12月6日、2002年1月9日)を迎えてのもの。他に、ボナのバンドにいるという秀逸な米国人黒人ドラマー、ジプシー系らしい何でもこなすフランス人ギタリスト、生/電気両刀のジャズ・ピアニスト、渡辺貞夫バンドの常連のクアラルンプール在住米国人打楽器奏者という面子。近年見たなかでは一番いいバンドか。アルト中心なのは変わらぬが、今回はソプラニーノは吹かずフルートを吹く。コンサートの最後には、ここ数年ずっとやっている、ケニアの独立曲をニューオリンズ・ジャズ調で。本当に、浮き浮きでき、味もいある、いい曲。 |
| 13日(金) |
| クラフトワーク |
| 幕が左右に開いて、ラップトップ・コンピュターが4台が並び、そこに初老のじいさんが4人が立つ。オリジナル・メンバーは2人で、あとの2人はグループ付きのマニュピレーターだそうだが。そして、背後の細長いスクリーンに、歌詞や曲調と連動した、グラフィック系の映像(が中心)が流される。うわあ、すげえ合っている! ぼくは、音楽のショウの絡みで見た映像のなかで一番秀逸であると思った。 別にロボットを気取ってはいないが、4人はほぼ直立不動。歌もプリセットされたものが多いし、その場の気分でオペレイトしている部分もあるのだろうが、音だけを取ればテープを流してますと言われても、頷く。でも、ようはコレ、音楽のコンサートではなく、映像と音と4人の絵からなる、コンセプチュアルなパフォーマンス・アートであると考えればいいのだナと1曲目ですぐに了解。そういうものにおいて、相当に楽しめるショウではなかったか。 演奏曲目は古い有名曲だが、どれも音色やビート感覚はきっちりヴァージョン・アップされたもので、今の耳にも多くの曲はしっくり。さすが、テクノの元祖であり、ヒップホップ表現形成にも多大な功績を担ったバンドじゃなあと感心。 ぼくは今回がこのドイツ人集団の事を見るのは初めて。ドイツ人って、いいかも。なんか、そうほんのり思わされもしたな。いやー、やっぱ次のワールドカップ、現地に行っちゃおっかなー。以上、幕張メッセ、この時期恒例のエレクトラグライド(2000年11月24日)にての出演。お客さんは男性が多かったデス。 |
| 10日(火) |
| ザ・ミュージック |
| 赤坂・ブリッツ。英国で相当な話題の新進バンド、会場前にはダフ屋が沢山。なるほど、人気あるんだねー。まだ、ハタチになるかぐらいの小僧バンドだそうだが、中身はものすごいオールド・スクール。ライヴ演奏だと、それがよりくっきりと出る。まあ、それなりに実演能力があるので聞いていてイヤにはならないが、かつての大御所ロックに浸ってきた人には有り難みのないバンドだと思う。でも、それを知らない若い人が夢中になるのは判らなくもない。30才以下の人のためのロック・バンド。聞きながら思ったのは、70年ごろのグランド・ファンク・レイルロードとけっこう似ているナ。アルバム1枚しかないゆえ、演奏時間は1時間10分ほど。 |
| 9日(月) |
| リトル・テンポ |
| 昼間、雪が降っていて、とても寒〜い。ゆえに、入りはどうかなーと新宿・リキッドルームに向かったら大入り。改めて、その人気の有り具合を認識。とともに、通常のコンサートより少しイケてる娘の比率は高いような。羨ましい。 日本が世界に誇るダブ・バンド、来年にレコード会社を移って(エイヴェックスからビクターへ)新作を出すそうだが、なんと新曲だらけで固めたパフォーマンス。それだけで、生理的に、すげえぞ、いいぞと軽く喝采を叫ぶ。曲調はいろいろ、なかにはちんどんを思い出させるものも。新作、期待していいと思う。 |
| 8日(日) |
| ケルティック・クリスマス2002 |
| 恵比寿・ガーデンホール。アイリッシュ系アーティストの公演で何が嬉しいといえば、多々ギネス・ビールを販売していることなんだが、この日もバーではギネスを販売。サッポロの黒と同価格(500
円)にて提供、そっかギネスはサッポロが輸入元なんだなあ。両方とも鬼のように冷えていたが、この日は久しぶりに寒く(夜半に雪になった。初雪)、痛し痒し。まあ、温いよりは良いが。で、ギネスはすぐに品切れ。ムカついたが、ぼくも大人だ。だが、終演1時間前に販売をやめるとはどういう了見しているのか。責任者、出てこ〜い。業者委託がやってんのかもしれぬが、サッポロ・ビール関与の施設でしょ? そういう末端の顧客サーヴィスをおざなりにしているから、シェアを落とすのだ。ぼくは3大メーカーのビールが選べる場合、これまでサッポロをまず選んできたが、当分あいだやめる。酒の恨みは大きいのダ。 出演者は3組。まず、デンマークのフィドラーとギタリスト/シンガーによる、ハウゴー&ホイポップ。なんか日本での待遇の良さにとっても喜んでいたようだが、しっかりした北欧トラッドのデュオ。2番目はアイルランドの7人組、ダーヴィッシュ。繊細さにはかけるがすごいハリのある歌を聞かせる小柄な女性シンガーを前に出した曲と、インスト曲の2本立て。いろいろと、頷かせるものあり。アコーディオンの演奏を聞きながら、ガース・ハドソンのそれを思い出す。そういえば、ザ・バンドって今から考えるとアイリッシュぽい曲があるなあなぞとふと思ったりも。 そして、トリはNYに住むアイルランドの両親を持つ技巧派フィドラー、アイリーン・アイヴァースのバンド。かつてはソニーのクラシック部門と契約してたこともある末広がり型。その様は、自分のなかにあるアイルランド的な種をフュージョン、R&B、ブルーグラス、ラテン、カリビアンなど他の音楽要素と重ねつつ伸長させようとしていると書けるか。と書きつつ、ぼくはその折衷のさせ方にかなりの疑問を持つ者でもあるが。でも、やはり彼女もすごくいい人そうで、それにはとまどいつつ、嬉しくなる。それに、ベーシストとダンサーは黒人で、その事実にもぼくは素直に笑顔になる者である。 |
| 6日(金) |
| スリープ・ウォーカー ブレイズ |
| まず、渋谷のJズ・ブラットで、スリープ・ウォーカーを見る。来年2月に出る新作を聞いて、おおストレート・ジャズやってんじゃんと思 ったが、その路線での演奏。もともとキョート・ジャズ・マッシヴ派生のグループだし、かつて見たときはまっとうなファンク・ジャズをやっていたと記憶するが、今はずっとこんな路線でやっているのかな。マジ路線をツっぱしるにはコクにかけるのだが、その心意気は認めたい。スタンダードの「ナイト・イン・チュニジア」は工夫あり。あと、コルトレーン・マナーの自分ら流解釈てな曲もありましたね。 Jズ・ブラットは東急ホテルにおいては上級に位置づけられるセルリアンタワー東急ホテル内にあるジャズ・クラブ。かつてなんかのコンヴェンションで昼下がりに来たこと(たぶん、2度)があったけど、普通の夜の営業時に来たのは今回が初めて。で、ビックリ。必ず、セットでオーダーすることが義務つけられているとのたまうのだ。2000円で前菜と2ドリンク。もしくは、前菜、主菜、デザートの3皿プラス、フリー・ドリンクで4000円。うわ、あんまり客がオーダーしないゆえの方策であるのだろうが、ちょっとなあ。しかも、最大限にスマートに振る舞うべきホテル内の施設でしょ。宿泊客が食事をしてきて戻ったものの、まだ時間も早いし、ジャズ・クラブがあるならちょっと覗いてみようかということもあるだろう。その人からも、ちゃんと食い物込みでオーダーしろと言うのか。なんか、サーヴァーとしての矜持に欠けるシステムを取っていると感じた。でも、そこそこお腹がすいていたし、飲み物が2杯の注文で納まるわけもないので、ぼくは4000円のセットで頼んだ。3品はまあお昼のレストランのランチのメニューだと1200円ぐらいの値付けで出てきそうな感じのもの。デザートは柿のスライスが敷いてあるムースを頼んだが、それが一番美味しかった。で、生ビールを2杯飲んだあと、赤のグラス・ワインを頼んだが、すごく不味かった。それで、以後はマティーニを頼む。もう、ごんごん。うん、飲む人だったら4000円のセットは安上がりだと思う。 そして、なぜかホテルのカルメラってとこでそのまま飲んじゃったりして、その後に恵比寿のガーデンホールに。思慮ある有機的大河ハウス派生表現のパイオニア、ブレイズが回すDJイヴェント。一人がけっこうトライバルな感覚のものを回し、たま〜にもう一人がキーボード・ソロを巧みにのせる。でも、ずっとだと飽きるかな。途中、ロビーに出ると、知り合いがみんないました(笑い)。バー・カウンターにはチップ入れの紙コップが。なんだかなー。そんな海外の余計な慣習を持ってきて、恥ずかしい。それに、バーに並ぶ列が延々と出来ていたが、それでチップ払うお人好しいるかあ? 途中でコンタクト・レンズの片方がとれちゃう。1週間連続装用の使い捨てタイプを使っているから、別にかまわないのだが、どーにも視野の見え方が気持ち悪くなって途中で退座。あのまま、早朝まで回しつづけるとの話を聞いたが本当にそうだったのかしら? 帰り、旧山手通りをタクシーに乗ってて、道幅なんか全然狭いのに、代官山のあたりでLAの街中を走っているみたいに軽く錯覚する。コンタクト取れたせい? 昔、LAに住む選択肢が一度あったことあった。音楽と全然関係のないことで。あのとき、LAに住むことを決心していたらどーなったか。当時はまだ気骨あふれる青年だったので、いまいち LAには魅力を感じず辞めたけど、それがNYやロンドンだったら、もしかしたら……。ちょっと、回顧&しんみりモード。人生はいろいろ。どーにでもなりえる。だからこそ、面白い。 |
| 3日(火) |
| ジョージ |
| オーストラリアのブリスベンをベースとするアイリッシュ・ルーツを持つ兄妹(変な髪形してました)が中心になったバンド。イギリス〜アイルランドのツアーを終え、またオーストラリアのツアーをやる前に日本にちょろりと寄ってのライヴ。3曲ぐらいづつ妹と兄が交互にリード・ヴォーカルを取るというスタイル。柔和さとエモーショナルさをうまく持つポップ・ロック・バンドで、実演能力はさすがにオーストラリアのバンドらしく高く、アルバムより全然よかった。CDを聞いたときはあまり感じなかったが、生だと面白いコード進行使っているナと思わされたりも。それから、メンバー全員、人が良さそう。話はズレるが、ブリスベンにはフィッシュボーンという、寿司を扱うレストランがある。不味かった。だが、ロゴはあのフィッシュボーンとほぼ同じ、とあれば入店したくなるではないか。 場所は渋谷のボックスという新しいヴェニュー。アックスの近く。大きさは原宿・アストロホールよりちょい大きく、感じとしては今はなき渋谷のオンアエ・イーストに近い感じ。飲み物は昔のアックスのように消費税をしっかりと徴収する。 |