31日(月)

 やっぱり日本酒の飲み過ぎはよくない。朝からずっと頭痛気味。夕方に帰宅し、メール・チェックをすると、岡村さん佐藤さんの原稿と、投稿3本が到着している。うひゃぁ。痛むアタマを押さえながら、更新作業。投稿のほうは順調に来ているが、感想がまだこない。みなさん、ぜひお願いします。ぼくが書き添えればいいのだが、なかなか時間がなくて、ねぇ。申し訳ない。

 そのあとオーディオ・アクティヴの原稿を速攻であげ、出張の準備。あしたはなんと7時の出発である(ふつうにお勤めの方からみればなんということのない時間だろうが、ふだん昼近くまで寝ている身としたら、これはゴーモンに近い時間)。徹夜していこうかとも思ったが、昨日の今日で、さすがにそれは無理。同行する東芝EMIの黒田さんは、徹夜で飲んで、その足で成田に向かうという。若いっていいね(^_^;)。

 行き帰りの車中で三木のり平『のり平のパーッといきましょう』(小学館)読了。さきごろ物故したコメディアンの語りおろし自伝である。中原弓彦の『日本の喜劇人』を読んで以来、その方面の本をひそかに集めていたりしているが、これはそのなかでも出色の出来。あまり知られていない事実が明かされるのも興味深いが、聞き書きの著者の、対象(のり平)との距離の取り方が抜群にうまく、文章もめちゃくちゃ達者。正直言って嫉妬を覚えた。聞き書きは小田豊二という人で、45年生まれとあるから現在53か54歳。ぼくもその歳になれば、これぐらいのものが書けるようになるだろうか。

 では、明日もはやいので、このへんで失礼します。出張のため次の更新は6日夜の予定。掲示板は稼働してますので、どんどん書き込んでください。さて、戻ってくるときまで、阪神は2位を守れるのか?


30日(日)

 大阪・心斎橋のクラブ・クアトロでオーディオ・アクティヴ。東京で見たときよりロックっぽい演奏に思えたが、本人たちにはその気はまったくなかったようなので、気のせいか、あるいは会場が小さく直接音が耳に届きやすかったせいかも。どうも大阪ではあまりライヴをやったことがなかったようで、観客の間でのオーディオ・アクティヴに関する認識も低く、そこそこ入っていた会場も、最初のころは様子見の感がありありだったが、演奏のあまりのすごさと、ヴォーカリスト、マサのカリスマを帯びたパフォーマンスに次第にヒート・アップ、最後はダイブも出る大ノリ状態。詳しくは『uv』次号で。

 ライヴ後は同行したuv編集部の矢隈さん、元NEWSWAVEスタッフ、現カメラメンの北岡と、近所の「桜倶楽部」というテレクラみたいな名前の居酒屋で飲む。バンド関係の打ち上げによく使われるらしいが、酒も食べ物もまぁまぁ。そのあと二軒目にいこうとするが、日曜の夜ということもあって、あまり店があいてない。やっぱ一年中不夜城の渋谷や新宿はかなり特殊な街であることを実感。ようやく見つけた居酒屋で日本酒をぐいぐいやる。帰りの足を気にしなくていいのでこころおきなく飲める。地方出張はたまにだと楽しいね(^_^)。



29日(土)

 とくに何事もなく、終日原稿。どうにか出張前に仕上げるめどがたってきた。幸いなことにぼくはまだ原稿を落としたことはないけれども、むかしに比べるとちょっと締め切りにルーズになっていることは確か。むかしはとにかく考える前に書き始め、一気に最後まで終わったら、あとで推敲して形を整えるというやり方をとっていたから原稿は速かったけども、最近は書き始めるまで時間がかかり、書き終えるまでにまた時間がかかり、最後までいってまた推敲で時間がかかる、と単純に考えて3倍の時間を要するようになってしまった。それによって文章のクオリティがあがったかどうかは、よくわからない。いつだったかフールズメイトの石井孝浩氏に「小野島さんは自分のことがよくわかってないとこがあるね」と言われてギクッとしてしまったのだが、自分のこと、自分の文章のことって、いまひとつ客観的に見られないことは確か。別の友人に「その人のことを知らなきゃ何にも面白くないような文章じゃだめ」というふうなことを言われたのだが、この日記を、ぼく個人のことを知らないふつうの読者がどう読んでいるのか、正直言ってよくわからない。小学生の日記みたいに、あれがありました、これがありました式の、自分の身の回りのことを淡々と綴るだけの内容……にはしてないつもりだが。

 ズボンズの新作『Freak's Express』の完パケ前のテープが届く。事前の予想よりはるかに多彩かつ重層的な仕上がり。時間をかけただけあって音の分厚さ、重量感がちがう。カセットでこれなんだから、CD(アナログも出る予定)で聴けばいっそうすごいだろう。かっこいい。

 トリッキー新作『Juxtapose』
は以前に比べればだいぶ聴きやすくなっているが、不条理かつオブセッシヴな怒りと苛立ちは相変わらず。これだけ負のエネルギーを維持していくのもひとつの才能だと感心する。

 昨日の話に付随して。ライターがあるアーティストなりレコードなりを絶賛する動機として、「なんらかの政治や経済が作用する場合」と」「純粋な音楽的感動」があると書いた。これは話をわかりやすくするために二元論的な書き方をしただけで、実際はこのふたつは複雑に入り組んでて、どっちか片方の動機しかない、なんてことはあまりない。そしてそこにさらに加わってくるのが、「人間関係」というやつである。アーティストとライター、あるいはスタッフとライター。何回となく取材して気心が知れたアーティストが新譜を出したときは、意識するにせよ無意識にせよ、その評価になんらかのバイアスがかかることは否定できない。また、むかしから世話になっているレコード会社や事務所のスタッフの人から頭を下げられたら、できる範囲で協力したいと思うのが当然だ。人間同士なんだから。また、取材したアーティストがめちゃいい奴だったりすると、やっぱり厳しい批判は書きにくくなる。そのために評価に手心が加わったり、フレーム・アップしたりすることは、やっぱりあるのだ。

 しかし一方で困っちゃうのが、ちょっとでも批判的なことを言ったり書いたりすると「知らない仲じゃないのにどうしてそういうことを書くのか」などと言われることだ。実際、あるミュージシャンに面と向かってそう言われたことがあるし、それまですごく密に取材していて、いい感じでコミュニケーションができてると思ってたアーティストに「今度のアルバムにはちょっとわからないとことがある」を疑問を呈しただけで、そのあと一切仕事の話がこなくなったこともある。ぼくの評価なり疑問なりに異議があるなら反論してくれればいいのだ。それが音楽的に有意義な議論になるなら、双方にとって得るものも大きい。でも彼らは「あの人は自分のことを理解してくれてて、人間関係ができていると思ってたのに、裏切られた」なんて思っちゃうらしいのだ。いわば、音楽的な評価と人間関係をごっちゃにして、ちょっとでも否定的評価をされるとすごく感情的に反発する。どんなにその才能を評価し、期待してるミュージシャンだって、失敗作を作ることもある。期待しているからこそ、失敗作は失敗作と指摘するのがぼくらの役目なのだが、自分が作った作品をちょっと批判されただけで、音楽家としての自分のすべて、ひいては自分の人間性まで否定されたと思ってしまうらしい。ま、ぼくの言い方が、書き方が悪い、のかもしれないが、いずれにしろ始めから何の期待も、評価もしていないようなアーティストの取材をしたり文章を書いたりするほどぼくはヒマではない。それがわかってもらえないのは、やっぱり少し悲しい。

 で、だ。これが音楽ライターだけの話かと思ったら大間違い。一般の音楽ファンだって、それに類した勘違いをしている例が多い。つまりそのアーティストへの人間的好き嫌いを音楽的評価と混同しちゃう場合。よく年若い読者の人から「アーティストは一生懸命やってるんだから、それを批判するのはまちがってると思います」などという手紙をもらうことがあるけど、これはその典型。つまり、そのアーティストがやることならなんでもOKになってる。音楽そのものの質や内容じゃなく、そのアーティストの人間性だのキャラクターだのの方が重要になってるわけだ。もちろん、あるアーティストのファンになるというのはそういうことだし、ぼくだって、たとえどんなにボロボロになろうが追っかけ続けるであろうアーティストは少なからず、いる。でもそれと作品への評価はまったく別なのだ。

 ちかごろのロック・ジャーナリズムは完全にキャラクター・ビジネスになっていて、アーティストの音楽そのものについて語るんではなく、その人間性だのキャラクターだの私生活だのをことさらに取り沙汰する傾向がある。なぜそうなってしまったかといえば、ロックが音楽そのものとして語るには、あまりに行き詰まり、型通りのクリシェを繰り返すようなものになってしまった、という事情がある。アーティストの人間性を切り売りするしか途が残っていないのだ。もちろん、そういう音楽のあり方、音楽の語られ方もあっていいけど、そればかりになっちゃうのは、ちょっとまずいと思う。

 話がずいぶんそれちゃったけど、いずれにしろぼくは、アーティストがいい音楽をやってくれて、いいレコードを作ってくれて、いいライヴをやってくれさえしてくれりゃ、何も言うことはない。素晴らしい音楽を音楽そのものとして語り、素晴らしいと賞賛し、みんなに薦める。それが当たり前。でもそう簡単にはいかないのが、この世界なのだ。

 あした(もう今日だけど)は大阪出張。日記は1日お休みします。これアップし終わったら、最後の一仕事をしなきゃ。じゃ(^^)/~~~


28日(金)

 う〜〜〜ん、なんだかネムイ、ねちゃいけないときに限ってネムイ。トリッキー新作をレヴュー原稿のため聴いていたらとてつもなくねむけが襲ってきて困った。タイクツってわけじゃなく……う〜〜〜ん、説明するのも、メンド臭いぐらいネムイ

 掲示板でいま話題になってる「感性の誘導」問題について(わからない方は、発言番号50番からの流れをざっと読んでみてください)。ちゃんとした意見は余裕のあるときに改めて書くつもりだが、一言だけぼくの考え、というか立場を述べると、ある文章が結果として読み手の「感性」を「誘導」することになったとしても(あるいは「理解」を「促進」することになっても)、それはそれで構わないというか、仕方ないと思う。ぼく(ら)は音楽を語ることで、自分を、世界を語ろうとしてるわけだから、もし自分の文が読み手を激しく揺り動かしたり、影響力を持ったりすれば、ある意味でとても名誉なことなのだ。まぁそれが宗教みたいに作用するのはイヤだが、「小野島さんの文が大好きで、とても影響されました」などと見知らぬ青年に言われて、うれしくないはずがない。文章書き冥利に尽きる瞬間でもある。あるレコードに感動して、その感動のままに書いた文が、結果的に過大評価、必要以上にそのレコードを持ち上げるような結果になったとしても、ある程度仕方のないことだと思う(ぼくの文も多少そういう傾向はある)。

 ただね、そういう文章が書かれた動機というかきっかけが問題なわけ。というのも、往々にして、読み手に強い浸透力、影響力を持って「誘導」するような文章の多くが、内的な契機、つまり「俺はこの音楽が大好きなんだぁっ!」というやむにやまれぬ衝動じゃなく、それ以外の実に生臭い理由から書かれたものが多いんだな。つまり、本当にそのレコード、音楽が好きで、みんなにその良さを伝えたい、自分の感動を大声で話したい、という動機じゃなく、そこになんらかの経済や政治が入り込むわけだ。具体的に誰の、どこの雑誌の文章がなんてことは言わないけども。商業音楽誌のほとんどすべてが、レコード会社の広告によって経営が成り立っていることはみなさんもよくご存じだろう。そしてぼくたち音楽ライターも、レコード会社からの直接・間接の(仕事という名の)援助で生計を立てている。そこで、なんらかの政治や経済が入り込むことが、まったくないといえば、それはウソになる。ほかに仕事を持ってて、ライター仕事は片手間だという人も多いけど、それだって事情は大差ない。

 断っておくけど、そうした「作用」は、業界内部からだけじゃない。一般読者という「圧力」「作用」もある。その雑誌の読者に人気のあるアーティストをガンガン貶したりすれば、読者が離れてしまう危険性があるんだから。どんなにつまんないレコードだって、適当に褒めておこう、ということだってあるだろう。

 つまり、読者のみなさんがいろんな雑誌やライナー・ノーツに載ってる文に感動し、その絶賛の辞に「誘導」もしくは「理解を促進」されたとしても、その文の筆者は純粋に内的な、音楽的なモチベーションからそのアーティストなりレコードなりを絶賛したんじゃなく、おうおうにして金のためだったり広告のためだったり、またそれ以外の政治的な動機(ここでレコード会社にいい顔しときたい、とか、アーティストに嫌われたくない、とかね)で褒めていたりするわけだ。もちろん、百%全部が金のため、というつもりはないよ。いくらなんでもそのアーティストにまったく関心がなかったり大嫌いだったりするライターにギャラを払うレコード会社はいないし、そんなライターに記事を書かせる編集者もいないだろう。そのライターがそのアーティストを好きだからこそ、レコード会社だって編集部だって仕事を頼む場合が多いわけだし。でも、それだけじゃない場合もあるわけだよ。そしてぼくからみると、巷の「誘導」あるいは「理解の促進」の裏に、そういう思惑が透けてみえるケースがあまりにも多いってこと。もちろんぼくは無罪だなんて欺瞞、偽善を言うつもりはまったくない。ただ、できる限り嘘をつかず、本音に近いところで文章を書きたい、とは思ってる。褒めるにせよ貶すにせよね。それがぼくのライターとしての矜持だ。

 以前ある雑誌の編集者と話していたときのこと。その雑誌の編集方針からみて、どう考えてもそぐわない(文章技術的にも、テイスト的にも)ライターを起用している理由を尋ねたら「そのライターの得意ジャンルは、うちの雑誌でも抑えておきたいから」と言う。じゃぁ自分たちで書けばいいのに、と訊くと、その雑誌の編集者やレギュラー・ライターはそのジャンルがいまいちわからないから、というような意味のことを言っていた。まぁ商業誌の編集者としては健全なバランス感覚なのかもしれないけど、なんかちがうなー、と思ったことは確かだ。自分たちが何かを語りたくて立ち上げた雑誌なんだから、自分たちの納得いく、押したいものだけをやればいのに、対レコード会社とか、対読者とか気にして、自分たちのモチベーションがないものも、無理やりとりあげる。でもまぁ、それがオトナの世界というものなのかもしれないな。そこらへんをもっと割り切ってやっていれば、ぼくだっていまごろ「センセイ」と言われる存在になっていたかもしれない(^_^;。あ、ライター講座の受講生にはすでに「センセイ」と言われてるけど(^_^)。

 この話はデリケートな問題をいっぱい含んでる。なんか地雷踏みそうな気がしてちょっと怖いんだけど、継続して考えていこうと思う。みなさんも積極的に掲示板、あるいはメール等で意見をお寄せください。ああ、書いているうちに眠気もなくなったみたい(^_^;。


27日(木)

 六本木でホフディランの小宮山雄飛の取材。媒体は『デジット』。彼はいまザ・ユウヒーズのアルバムのレコーディング中。先行シングル「Mountain」はいままでのユウヒーズのイメージを裏切る楽しい仕上がりで、7月16日発売予定だ。

 この取材、おととい急に話がきたもので、出張前の締め切り地獄のなか、本来ならばとても引き受けられるような状況ではなかったんだけど、彼が運営するHPに関する話を中心に訊くという取材のテーマに気を惹かれ、以前からこの人とは話をしてみたかったこともあり、やらせていただくことになったのである。

 HPはタグも全部自分で打ち込み、もちろん文章もページ・デザインもひとりでやっているそうだ。そのあたりの手作り感に勝手に親近感を覚えたりして(^_^)。読んでいただければわかるが、テキストの内容もとてもおもしろく、ホフでの印象と見事に重なっている。初対面の小宮山氏は人当たりがよく、頭の回転も速い。25歳という年齢が信じられないほど、物腰も話しぶりも落ち着いている。もちろん話もとても興味深く、若いのに自分の考えがちゃんとしてることに、失礼ながら改めて感心。楽しい取材でした。帰り際当サイトのURLを記した紙をお渡ししておきましたが、はたしておいでいただいたでしょうか。

 渋谷クアトロでオリヴィア・トレマー・コントロールのライヴ……があったんだけど、取材終了後はそそくさと帰宅、ジョイ・ディヴィジョンの未発表ライヴ『Preston 28 February 1980』を繰り返し聴きながら、電気グルーヴのインタヴュー原稿の執筆。あまりに話の内容が濃すぎて、たった4千字という文字数にまとめるのに四苦八苦。イアン・カーティスの陰鬱な歌声が、それを加速する(^_^;。ちょっと驚いたのが、イアン先生が「リクエストはあるかい?」なんて気楽に観客に話しかけてること。素顔は案外フツーの青年だったのかも。あまりヘンな先入観持っちゃいけないね。 


26日(水)

 代官山のストーン・ブロークで電気グルーヴの取材。まりん脱退の経緯からニュー・シングル「FLASHBACK DISCO」、続くニュー・アルバム、イヴェント「WIRE99」、さらに今後の電気の方向性まで、たっぷり1時間半。「今回は特に話すことないんだよね」と言いながらも懇切丁寧に話してくれた卓球と瀧に感謝。詳しくは『uv』次号を読んでください。どうやら電気は、DJ石野だけでなく、バンドとしても海外に拠点を移すことを真剣に考えているらしい。コーネリアスなどもそうだが、優秀なアーティストほど、現在のJ−POPシーンとやらのなかで居場所がなくなって、海外に活路を見いだしていく現状は、業界にたずさわる者のひとりとして、情けない思いがする。

 掲示板にも書いたけど、週末の日曜日に大阪でオーディオアクティヴのライヴ取材が決定。それから翌火曜日(1日)からは、ズボンズのライヴを見にいくためカナダ出張が決まった。それまでにあらかたの原稿はあげなければならないので、いきなりの締め切り地獄に突入している。うぅぅぅぅ、苦しい。ちなみにズボンズのカナダでのライヴの会場はトロントの「エル・モカンボ・クラブ」。そう、あのストーンズが『ラヴ・ユー・ライヴ』の収録に使った名門クラブである。ズボンズは以前にもここで1回演奏したことがあるらしく、そこのオーナーだかに気に入られ、再度招待されたそうだ。

 出張の帰りは6日(日曜)の夕方。ううううう、またダービーが見られない。なぜかダービーの時期に出張が重なることが多く、フサイチコンコルドもサニーブライアンも見てないのだ。マイネルプラチナム回避で、今年はブラックタキシードと心中か、と思っていたのだが……あっ、オークスの発送時間も新幹線の中じゃないか……(>_<)。そんなわけで、30日(日)と、1日から5日まではHPの更新はできません。メール等の返事もそのあとになるのでご了解ください。31日(月)はなるべく日記だけでもアップするつもりですが、本業の進行状況次第では、無理かも。せいぜい掲示板で盛り上がってください。ホラ、オニのいぬ間のナントカってね。



25日(火)

 それにしてもあついなぁ〜〜〜。東京はもはや真夏日だそうで。さらにぼくの部屋はコンピューターと増設ハードディスクが常時稼働、パワー・アンプ2台も電源入れっぱなしなので、ほかの部屋より温度が高いのである。エアコンはオーディオ的には百害あって一利ないので、まだ使っていない。といって窓開けっ放しにすると騒音公害の元凶になっちゃうし。どうしよう。まだ5月だもんねぇ。

 ガイドライン法案が可決。通信傍受法案も修正のうえ可決の見通し。これらの法案の危険性については、もちろん自明のことではあるけど、今朝の新聞を見て痛感したのは、法案が可決されたあとになって初めて一面でガイドライン法案の危険性を唱える大マスコミのいい加減さと及び腰と日和見根性だ。こんなの、ただのアリバイ作りじゃん。本当に危険だと認識してるなら、こんなことになる前にキャンペーンでもなんでも張って法案反対の世論を高めるべきでしょう。第4権力として政府・国家などの暴走をチェックすべきなのがマスコミの役割なのに、ハナからそんな使命を放棄して、権力におもねるばかりなんだから呆れる。今日の朝日の一面はガイドライン法成立、その横が「小渕内閣支持率41%」の記事。いまの日本の歪みが端的に出ていると思った。大した実績など何もなく、そんな危険な法案を数に頼んでごり押ししただけのソーリ大臣の支持がなぜ上昇し続けてるのか。よ〜〜く考えてみよう。

 ブランキー・ジェット・シティの浅井健一のソロ・ユニット、シャーベッツのアルバム『シベリア』(7/28発売)が素晴らしい。ココロにヤスリをこすりつけられるようなささくれだった手触りと、ずっしりと沈潜した悲しみ。聴き進むのが辛くなるぐらい濃密で重い世界だ。曲の出来もいい。ファンならずともこの研ぎ澄まされた音の持つ衝撃力にたじろいでしまうだろう。追いつめられた手負いの獣のような浅井の悲痛な声がいつまでも耳に残って離れない。

 だが疑問に思うのは、これらのなかにはブランキーで演奏してもおかしくないような曲がいくつもあることだ。以前のシャーベットはブランキーとははっきり一線を画したアコースティックで穏やかなポップ世界を描いていたが、今回のシャーベッツはブランキーの音世界と重なる部分が多いように思える。他のふたりもそれぞれソロの制作を進めていることを考えるといろいろ深読みは可能だが、このあたりの事情は近々予定される浅井の取材を待つしかないだろう。

 もっともバンドとしてのブランキーはそんな外野の懸念など関係なくいままさに絶好調らしく、シングル「PEPIN」の勢いをかって、夏の終わりにはブランキーが中心となって「ライジング・サン・ロック・フェスティヴァル」と題された野外イベントが開かれる模様。8月21日、北海道・札幌市からクルマで40分ほどの石狩湾新港というところで、オールナイトで決行される。メンツがなかなかアブラっこいとこを揃えてますよ。ブランキー、ミッシェルガン・エレファント、電気グルーヴ(!)、ドラゴン・アッシュなど。ほかにもいろいろ聞きましたがちょっと忘れました。かなりの大物とも現在交渉中で、全部で15〜16組のアーティストが登場するらしい。関係者の人になんか面白いバンドいませんかと訊かれたのでいくつか推薦しておいたが、どうなることか。いずれにしろフジ・ロックを除けば今年最大規模のイヴェントと言えるだろう。21日の昼ごろからスタートして翌朝までぶっ通しの長丁場。8月の終わりの北海道はかなり冷え込むだろうから、防寒対策をしっかりしていきましょう。料金は6500円というから格安。問い合わせ先等は、はっきりと決まり次第お伝えします。もちろんぼくも行くつもり。だって、出演者はいっつも取材してる連中ばかりだからね(^_^)。

 ウエディング・プレゼントのデヴィッド・ジェッジの新バンド、シネラマ(なんか、日本のインディ・バンドにいそうな名前)のデビュー・アルバム『Va Va Voom』(国内盤・ロックレコード)を聴く。輸入盤は去年出ていたらしいが、ぼくは初めて聴いた。ウエディングとはうって変わった直球なギター・ポップ路線ですこし驚く。高速ギター・カッティングも、アタマの中がカッと白熱していくような焦燥感もなし。穏やかで爽やか。でもセル・アウトしたいやらしさではなく、キリリと引き締まったたたずまいとベタつかないあとくちは、やっぱりデヴィッド・ジェッジ。いい曲も多いです。6/19発売。


24日(月)

 雨が降ってすこし涼しくなった。足元に寝そべる犬も過ごしやすそうだ。こういう日は嶺川貴子嬢の新作『fun 9』(7月7日発売)がよかろう。さりげなく過激で、エキセントリックなのに自然体。ポップでおしゃれだけど、気取っていない。コーネリアス、スキアなどのプロデュースも含む。なんか、この人ほど「人に勧めず、自分ひとりで聴いていたい」と思わせる音楽は珍しい。できればこのまま、売れないで(でも次のレコードが出せるぐらいには売れて)ほしいと切に願います。こんなこと書いたら怒られるな〜。ちなみにタイトルは「ファンク」と読ませるそうだ。

 『音楽ライター養成講座』の受講生にして現役のフリー・ライターである小山守さんの連載原稿が到着。この日記と同時にアップしているはずだ。ぼくも含め他の連載陣は音楽業界にどっぷりつかった人たちばかりだが、彼はそういうギョーカイ的な匂いとは無縁な人である。本来NEWSWAVEは、そういう一般の音楽好きが手作りで情報を発信していたメディアだった。NEWSWAVE ON LINEもそうありたいと願っている。

 破竹のイキオイで飛ばしまくるオカムラ嬢が連載原稿でついに「声自慢」(笑)をやらかしていたが、彼女は確かに声がいい、ある条件下では。いつかぼくがパーソナリティをつとめたラジオ番組の収録に彼女が遊びにきたとき、次週のプログラムの担当だった彼女のマイク・テストをやろうということになってマイクの前で喋らせたところ、実際の声の百倍ぐらいはよく聴こえて驚いたことがある。なんというか「夜のお供」という感じの声なのだ。まるでかってのレモンちゃん〜落合恵子のような(爆笑)。ところが後日実際に彼女が喋ったラジオ番組を聞いたら、あがっていたのか緊張なのか、声はうわずって堅くこわばっていて、なんだか小学生が教科書でも朗読しているような調子で、???だったのである。慣れればいいのかもしれないけどね。ぼくですか? ぼくは恥ずかしいので、自分の出演したラジオ番組は一切聴いたことがありません(笑)。

 天下のローリング・ストーンズはマイクロソフト(ウインドウズ95)と、アップル(i-Mac)の両方のCMに登場してカンロクを見せたが、つにザ・フーも登場(「フー・アー・ユー」)。といってもゲートウエイのCMだからだいぶ格落ち(^_^;。喜んでるのはぼくと保科さんのほか、全国千人ぐらいでしょう(^_^;。保科さんはマック愛好者だから関係ないけど、反マイクロソフトのクセしてウインドウズ使用者(というか、98使用者)のぼくは、ひとまず次回購入はゲートウエイで、という気にはなった。オレって単純。


23日(日)

 ベイNKホールでジェフ・ベック。クルマで向かったのだが、時間が読めなかったので2時間前に家を出たら、なんと40分後には現地に到着(笑)。しかたなく本を読んで時間をつぶす。ライヴは「そこにジェフ・ベックがいた」としか言いようのないもの。10年前、20年前と同じことをやってるのに全然古びた感じや錆び付いた感じがないのは驚異的だ。詳しいことは『ミュージック・マガジン』で。

 ながらく工事中だった『READER'S FORUM』のページ、ようやく投稿の第一号、しろまるさんの作品を掲載することができた。なかなか面白い視点の文章だと思う。感想、あるいはあらたな投稿、お待ちしてます。

 JESSAMINE/EAR『Living Sound』。96年のライヴだが、入手したのは最近。前から出てたのかな。ソニック・ブームお得意の電子音響のまったりとした世界。ひたすらうにょうにょとしたアナログ・シンセの音がつづく。あまりにキモチよくて、あああああああああああああああああという感じ。昇天


22日(土)

 ホンダのF1参戦は結局BARへのエンジン供給だけなんだと。アホらし。確かに、シャーシ開発やマネージメントまで含む総合コンストラクターでの参加は莫大な投資となるし、この不況下、そのリスクを考えて二の足を踏んだ事情はわからなくもないが、結局、誰も責任をとりたがらない小役人根性があのホンダにも及んでいたのかとがっかり。BARに対してもイニシアティヴをとるつもりだというが、レイナード相手にそんなことできるはずないじゃん。あ〜〜あ、ほんとがっかり。

 その代わりといってはなんだが、阪神が恐ろしいほど好調。今日も高橋の2ランで先行されどうなることかと思ったが、終わってみれば実にしぶとく一点差勝ち。ホームランでしか点をとれない読売に比べれば、はるかに質の高い野球をやっていることは明らかだ。こういう野球は大崩れしないし、経験を積めば積むほど研ぎ澄まされてくる。オールスターまでいまの地位を死守していれば、結構楽しめそうだ。高橋好伸に四番をとられて腐ってる松井あたり、FAで阪神に来たほうがいいんじゃないの。最近、ほんとにダイエーより阪神の勝ち負けの方が気になってきた。ちなみにダイエーは気持ちいいほどの大敗。

 DMBQのミニ・アルバム『I Know Your Sweet』(クアトロ・5/21発売)。重心の低い、骨格の太いロックは相変わらず。もう少しはったりじみたところがあってもいい気がするが、まずは合格点。



21日(金)

ジェフ・ベック様 来日記者会見速報!

 なんせベックといえばハンセン、ではなくジェフ、という世代である。滅多に取材に応じない人だし、今回を逃すとナマのお姿を拝見するのはまた10年後(笑)になる可能性があり、記者会見の噂を聞き会場の信濃町ソニー・スタジオにおっとり刀で駆けつける。テレコを忘れたのは痛恨のきわみだが、覚えている限りでその場の主なやりとりを再現してみよう。

 もうすぐ55歳ということだが、とにかく若い! 髪型が変わらないということだけではなく、肌にも張りがありシワもほとんどない。ルー・リードやキース・リチャーズとはえらいちがいだ。まだ30代と言っても通用しそう。その音楽がいまだ「円熟」とか「味わい」とか「枯れた」といった形容からまるでかけ離れた鋭さを保ち続けていることと、それは見事に一致している。そして記者会見の間も終始笑みを絶やさず温厚な受け答え。ピリピリした神経質なところなど微塵もない。う〜〜〜ん、めちゃカッコええわ

 新作『フー・エルス』は前作から10年という歳月を経てのリリースとなったが、その間に新しい音楽動向も彼なりにチェックし、かなりレコードも聴きあさっていたようだ。そうして取り入れた影響や新しい要素を自分のものにするのに時間がかったらしい。プロディジーのようなテクノ、スパイス・ガールズのようなポップ(ジェリーがお気に入りだそうな)、エスニックなもの、さらにはプリンスの影響が大きかったという。ここのところの音楽シーンの様変わりで、ギターがロック音楽の主役とは言い切れなくなっていることをどう思うか訊くと「ギターはかってのように音楽をリードするのではなくサポートする役割に変わってきている」と、ソロイストとしてのギタリストの時代ではない、というニュアンスの答え。ほかならぬあのジェフ・ベックから、そんなに冷静かつ妥当な時代認識を聞けるとは思ってなかったので実に意外だった。もっともそんななか「でも90年代に入ってまたギターの有効性が再認識されはじめたんじゃないか」とも言っていた。

 また年齢については「年を経るにつれ、より絞り込んだ、コントロールされた音楽ができるようになった。だから21歳のときの自分よりいまの方が好きだ」との答え。これまで共演したミュージシャンで印象深いのはヤン・ハマー、サイモン・フィリップス、カーマイン・アピス、ロッド・スチュワート。またヴォーカリストとバンドを組むつもりはあるようだが、彼の眼にかなう人材がなかなかいないらしく「誰かいいのがいたら紹介してくれよ」と言われてしまった。ただし自分で歌う気は一切ないようだ。これから共演してみたいミュージシャンはジョン・マクラフリンとプリンス。マクラフリンって共演したことなかったのかな。『ブロウ・バイ・ブロウ』収録の名曲「スキャッターブレイン」の9/8拍子のスケーリングはマクラフリンの影響であることは明らかだけど……。もしロッド・スチュワートに息子がいれば、息子と一緒にやりたいとも言っていた。なんでオヤジじゃないのかな。よほど確執があったんでしょう(笑)。

 家には何百本というギターがあるが、ほとんどがメーカー等からのもらいものだそうで、自分で金出して買ったのは『クレイジー・レッグズ』のときのグレッチだけ。意外にギターに対する執着やこだわりはないらしい。理想のギターの条件を訊かれると、チューニングが狂わないこと、なんて言っていた。ステージ上でギターを代えるときも、音色とかではなくチューニングのちがいで代えているだけなんだそうだ。このへん、他人から借りたアルト・サックスでいとも簡単にものすごいインプロヴィゼーションをキメたという天才、チャーリー・パーカーを思わせる。

 アルバムでのアイルランド音楽の影響は、テレビのコメディ番組で使われていたのを聴いて興味を持ったためという、しごく他愛のない理由。またテクノ的要素の導入は、本物のドラムよりテクノロジーを使用したほうがパワフルでエネルギッシュで印象的な音楽になるから。テクノロジーを用いればより正確で複雑な演奏ができる、もちろん人間的な要素を損なわず、うまく融合させるのがポイントである、とのこと。

 来日メンバーについて。ベースのランディ・ホープ・テイラーは3人オーディションして一番良かったから。ドラムのスティーヴ・アレキサンダーはテクノロジーの導入に積極的だったのが採用を決めた理由。ギターのジェニファー・バトゥンはリズム・ギターだけの担当になるらしいが、「彼女がいるとロックンロールっぽくなるから」という。トニー・ハイマスが参加してないのは「作曲のほうだけ協力してもらうことにした」から。

 ミック・テイラーが抜けたあとのストーンズに誘われたのは事実らしく、ロッテルダムまで行ってミーティングだかリハーサルだかして、オファーを受け入れてもいいか、という気にはなっていたらしい。ただそのとき『ブロウ・バイ・ブロウ』が完成直前で、二者択一となり、悩んだ末断ったということ。あとで後悔しませんでしたか、と訊くと「『ブロウ・バイ・ブロウ』が成功したから良かったけど、失敗してたら後悔してたろうね。“あのとき加入してれば良かった”ってね。ストーンズは一回しかチャンスを与えてくれなかったから」と笑いながら答えてくれた。ロン・ウッドではなくジェフ・ベックが入っていたら、ストーンズの音楽は大きく変わっていたろう。まぁどうせ加入したとこでアルバム1〜2枚しか続かなかったろうけどね。

 約1時間ほどの記者会見。単独インタヴューは、そりゃやってみたいけど、まぁ無理でしょう。次にいつ会えるかわからないが、とにかくいい思い出になりました(^_^)。全然老成したとこがなく、「キッズの前で演奏するのが好き」と、いまだ現役第一線であることを強調していたのは頼もしい限りである。あ〜〜カッチョイイ!(^^)!。

 ところで、ジェフ・ベックと一緒にやってみたいというヴォーカリストの方、代理人のワタクシ小野島まで連絡ください。オーディションのうえ、ワタクシのほうからベック様に推薦します(笑)。

 宮台真司、松沢呉一『ポップ・カルチャー』(毎日新聞社)読了。毎日新聞夕刊で96年から2年半に渡って掲載された対談をまとめたもので、内容的には少し古びたものもあるが、なかなか興味深く読めた。「男はタコツボ化、女はタコ足化」というのは、すごく言えてる。松沢さんとは、彼が音楽ライターの仕事をやっていた10年前ころからの知り合い。一緒にパンク本を共著したこともある。ここ最近はすっかりエロ関係専門のヒトになってしまったようでぼくとは全然接点がなかったのだが、去年ロフトの出した『トーキング・ロフト』という本でリザードのモモヨのインタヴューをやっているのを見て、ちょうど企画進行中だった『NU SENSATIONS』にご登場願おうと思い、彼が思い入れのあるはずのフリクションの原稿をお願いしたのだった。いまの自分には音楽の原稿は無理ということで結局書いていただけなかったのだが、申しわけなさそうに「マンコの話ならいくらでも書けるんだけどなぁ」とおっしゃっていたのが印象的だった。マンコとフリクションって視点も面白そうだけど(笑)。それにしてもエネルギッシュな人である。40歳越えてあの行動力、集中力はすごいと思う。

 ドイツ(と思うけど)の男女ユニット、クエイザーの『21 Hours』(輸入盤)。ちょっとアンビエント、ハウスやエレクトロも入った聴きやすいテクノ・アルバム。ちょっと中庸なとこが物足りない人もいると思うが、そのぶんテクノ初心者にも楽しめるだろう。しかめ面にならずラクに聴けるのがいい。

 訂正とおわび。19日のとこで書いたズボンズの新作の発売日ですが、7月シングル、8月アルバムのまちがいです。お詫びして訂正します(もう修正済ですが)。


20日(木)

 暑い! 風もほとんどない一日。足もとで寝そべっている犬もぐったりしてしんどそうだ。四六時中毛皮を着てるみたいなものだから、そりゃ暑いにちがいない。これから夏に向かうと、アスファルトの地面も温度が上がり、裸足で歩く犬にはさらにつらい季節となる。夏は暑いほうがいいとは思うけど、汗をかかない犬はかわいそうである。エアコンを使うのもシャクなので、汗をかきながら一日原稿書き。

 EMBRYOというインディ・レーベルから出た男女混合4人組レッドラム『REDRUM』が面白い。某氏いわく「ポーティスヘッド+ルネッサンスな音」。確かにそんな感じで、付け加えれば、世が世であればトランスとかヴェクセルヴァルグあたりから出てもおかしくなさそうな耽美でダウナーな雰囲気がある。物憂げな女声ヴォーカルとブレイクビーツが、クソ暑い部屋の気温を一気にひんやりとしたものに変えていく(ような気がする)。すでに自己の世界を確立している感もあり、今後が楽しみ。


19日(水)

 赤坂の東芝EMIで、ズボンズの新作を一部聴かせてもらう。なんでもレコーディングに4ヶ月かけたそうで、これまでとは次元のちがう世界に突入してるみたいだ。シングル「Hot Love」(T・レックスのものとは同名異曲)は、ただしく前作からの正常進化を思わせる重量級ファンク・ロックの世界。ドン・マツオの強烈なまでの自信がサウンドの隅々まで叩き込まれていて、圧倒される。ほかにビッグ・ビートっぽいダンス・チューンやストーンズの「Till The Next Time Say Good-bye」のカヴァーもあり。なんでもドン・マツオはCDではなぜ、アナログの腹にドンとくるような重低音が聴けないのか不満に思っていたらしいが、今回のレコーディングでコツを掴んだとのこと。オーディオ・ファンとしても見逃せない作品となりそうだ。シングル7月、アルバムは8月発売。

 夜は音楽ライター養成講座。受講生の作品を読みながら、全員で意見や感想を交換しあう。今期に入ってから初めてのディスカッションだったが、なかなか活発に意見が交わされた。作品の質も上がっている。9時半に2回目の講義が終了、そのあとは酒宴に突入し、久々に朝までカラオケ(^_^;。

 遠藤賢司『エンケンの四畳半ロック』(6月23日発売)。全編生ギター一本の弾き語り、いや弾き叫びによるセルフ・カヴァー集。強烈のひとこと。まちがいなく必然としてのギター音楽でありながら「ギター・ポップ」なんてちんけなタームからは百万光年離れた魂の音楽である。



18日(火)

 『ミュージック・マガジン』『クロスビート』『uv』の情報をご覧になってこのサイトにおいでになったみなさん、いらっしゃいませ(^_^)。ぜひブックマークに登録して、末永くおつきあいください。アンケート(11月7日注……現在休止中)へのご協力、掲示板への書き込み、投稿など、みなさんからの情報発信を心から楽しみにしています。

 さて、今日はよく訊かれる質問にお答えする。まず「なぜオマエはそんなにメールや掲示板へのレスが素早いんだ?」という疑問について。このサイトのサーバーはニフティサーブだが、ふだん利用しているプロバイダは東急ケーブルTVのインターネット・サービスである。ケーブルTVの回線を使っているのでアクセス速度は速く、電話代も一切かからないうえ、しかも固定料金なので1日中繋ぎっぱなしにしてもOKなのだ。そんなわけで家にいて、パソコンを立ち上げているときはずっとインターネットに接続している状態なので、メールのチェックやBBSの閲覧もオン・タイムでできるわけ。プロバイダの料金はインターネット使用単独だと月に5200円だから安くはないが、前に加入していたDTIは年間固定で36000円、つまり月に3000円かかるし、それにテレホーダイの料金を加えると5000円は超える。昼間使用することや、回線の速さを考えれば、断然ケーブルTVに軍配があがる。ならHP設置もケーブルTVにすりゃいいじゃんという意見もあろうが、なぜかHP設置するとプラス1000円とられるうえ、CGIの使用が不可能(これはケーブルTVインターネットの仕様らしいが)なので、やむなくニフティにしたというのが理由である。もしケーブルTV加入可能な状況で、そこがプロバイダ業務もやってるようなら、ぜひ加入をおすすめします。

 昨日の取材のあとmmさいきさんとも話したのだが、だいたい仕事してるとき以外はコンピューターの前に座ってHPのメンテやメールの返事書きをやってる毎日である。しかし仕事自体が文章を書くことなのだから、速い話、家にいるときは四六時中文章を書き続けていることになる(笑)。なんだか、言いたいことや書きたいことがあるから書いてるというより、文章を書くという行為自体が楽しみ、目的となっている感もある(^_^;)。いいことなんだかダメなんだか……。

 それからインタヴュー記事の選択について。とくに基準はないのだが、完全版の場合は、ちゃんとテキスト・データの形でテープ起こしの原稿があがっていることが最低条件。洋楽に関してはインタヴュー・テープはすべて残してあるので、その気になればこれまでやった全洋楽アーティストのインタヴュー掲載は可能だが、さすがにこのHPのためにいちいち聞き起こしはできない。もちろん、データで残っているものも、あまりに内容がひどいものは基準外となる。雑誌掲載記事をそのまま転載してあるものに関しては、完全版のデータが手元にないか、実際のインタヴューがいまいちだったか、どっちか(^_^;。通訳さんの名前を記してあるのは、洋楽のインタヴューの場合、通訳さんの力量やインタヴュワーとの相性がインタヴューの出来不出来に大きく関係してくるから。電話インタヴューは当然だが、対面インタヴューでも、通訳さんとの共同作業だと思っている。ほんとにいつも感謝してますm(_ _)m。

 ぽつぽつと、旧NEWSWAVEの読者のかたからメール等をいただくようになった。ありがたいことである。むかしの読者全員が毎日来てくれれば、月に20万ヒットを超えることになる(笑)。このサイトからもリンクさせてもらっている漫画家・ANIさんのサイトの掲示板でも話題になったことだが、ぼくたちが文章なり漫画なりで他者に向けて表現する場合、顔の見えない不特定多数というよりは、特定の誰かを思い浮かべて「あいつを驚かせてやろう」「あの人を喜ばせてあげよう」あるいは「あの野郎を攻撃してやれ」と、かなり具体的に発信する相手を想定するケースが多いし、表現もしやすい、ということがある。そのだんで言うと、ぼくがこのサイトを真っ先に読んでもらいたい相手は、旧NEWSWAVEの読者かもしれない。もちろん誰に対しても開かれたメディアにすることは最重要事項だし、実際そうしているつもりだが、あえて10年以上も前に休刊になったマイナーなミニコミのオンライン版という形をとったのは、そういうこだわりが少しはあるからだ。まぁ、むかしのNEWSAVEなんて知らない人がほとんどだろうけど(^^;)

 もちろん、そうは言ってもぼく自身の音楽嗜好がだいぶ変わってきてるし、当時はふつうのサラリーマンだったわけだから、生活環境も大きくちがってきている。だからこのサイトが旧NEWSWAVEと同じものになりえないのは当然の話なのだが、精神は変わってないつもりだ。第一、身近にいる友だちや知人を脅かしてタダ原稿を書かせるというスタンスはまったく同じ(笑)。当時周りにいたのが音楽業界と関係ないフツーの音楽ファンだったのが、いま周りにいるのがプロのライターや雑誌編集者、レコード会社の人など、音楽業界の人になったというだけの話。多数派に組みせず、あくまでもオルタナティヴに徹する姿勢は絶対曲げていないつもりである。

 なお旧NEWSWAVEのスタッフやライターがいまなにをやってるかというと、久保田稔人は某レコード会社ディレクター、岡村詩野は音楽ライター、岩崎真美子、吉村栄一はフリー・ライター兼エディター、神戸由美はデザイン会社勤務、柴垣昌宏はフリーのデザイナー兼ライター、秋山姉妹はレコードの歌詞対訳をよくやっている。北岡一浩と小松陽祐は、当時はアシスタント・カメラマンだったが、現在は独立し、音楽関係を中心にちょー売れっ子のフリー・カメラマンとして活躍中である。そう考えると、けっこうみんな出世してるな(^_^)。たぶん一番ビンボーなのはオレだろう(+_+)。

 独テクノ/アンビエントのサン・エレクトリックの新譜『ヴィア・ノストラ』(国内盤・ソニー)。かなり前に輸入盤では出てるもので、なぜいまごろになって出ることになったのか知らないが、出来はいいアルバムなので、ここで改めて。美しいがエクスペリメンタル、端正でありながらどこかネジれたようなテクノ世界はこの人たちならでは。最近の音響派と共通するニュアンスも感じ取れると思う。元オーブのトーマス・フェルマンのベスト『グッド・フリッジ、フローイング90ー98』(日本盤・ソニー)も美しい。


17日(月)

 4日のところで触れたKYON&ブラック・ボトム・ブラス・バンドの取材。媒体は『ミュージック・マガジン』、もちろん編集担当は「mmさいき」さん。

 ベテランの余裕のKYONさん、いかにも若いBBBBのKOOさんと、絶妙なバランス。関西人らしいウィットに富んだ受け答えと、穏やかな言葉の裏に潜む自信と自負。しなやかでしたたかなミュージシャン根性を見る思いがした。うん、ほんと久しぶりに「バンドマン」という形容がぴったりする人たちに会った気がする。彼らのアルバムはまだ1ヶ月以上先の発売だけど、首を長くして待つ価値はあります、絶対。

 発売されてから少し日がたってるけど、最近話題のディラン・グループのアダム・ピアースのソロ・ユニット、マイス・パレードの『ザ・トゥルー・ミーニング・オブ・ブートレイベイ』(国内盤・Pヴァイン)がいい。本家ディラン・グループより軽くポップな仕上がりだが、胸元にたぐり寄せられるような静謐な魅力がある。ぼくはディラン・グループより好き。

 中村とうよう著『雑音だらけのラヴソング 80年代後篇』読了。『ミュージック・マガジン』で書かせていただくようになって10年近くになるが、ぼくが書くようになったころはマガジンやコレクターズの編集実務からとうようさんはすでに離れられていた。だから一度もお会いしたことはないし、もちろんお話したこともない。とうようさんが編集長だったころに『マガジン』で仕事をしたかった、という思いはいまでもある。ぼくにとって批評家・中村とうようは読者としても、書き手としても長い間きわめて大きな存在だった。もちろん影響を受けたのはとうようさんだけではない。たとえば森脇美貴夫さんのスタイリッシュな文体に、渋谷陽一さんのロックに対する考え方に、大いに触発されたのだが、とうようさんからはもっと大きな、批評家としての根本的な姿勢や個人としての世界観といったものを学んだような気がする。このシリーズは「とうようズ・トーク」を中心としたエッセイを年代別に集めたものだが、音楽批評であれ時評的なものであれ、彼の姿勢が見事なほど一貫していることがわかる。このシリーズに関する書評は『レコード・コレクターズ』5月号に書いたので、機会があれば読んでほしい。

 夜になっていきなり今井智子さんから原稿のメールが到着。またまた執筆陣が増えた。なんか、えらいことになってる。はっきり言って「NEWSWAVE ON LINE」、そこらの音楽誌よりゴーカな連載陣だと思う。



16日(日)

 みなさん、こんにちは。最近痩せてイイ男になったとご婦人方から大評判のオノジマです(笑)。

 イイ男になったかどうかはわからないが、痩せたのは確か。この2ヶ月で12〜13キロぐらい減っている。別に意識してダイエットしたわけじゃなく、結果としてそうなったのである。春先に区の健康診断を受けたら医者から、このままだとイロイロやばいことになりますよと脅かされ、食事制限することを勧められたのだが、まさかここまで劇的に減るとは思わなかった。食事制限といっても、肉・魚・油ものを控え目にするぐらいで、酒の量は全然減ってないのだが、いままでいかにカロリーの高い食事をしていたか思い知らされてしまった。オカムラ嬢も連載で書いているが、そのむかしは「松田優作に似ている」と、実によく言われたものなのである(これは天地神明に誓ってホント)。太りだしてからはまったくそんな声は聞かなくなってしまったが(^_^;、これで多少は人前に出ても恥ずかしくない体型に近づいてきたかな。いま、ちょうど大学生のころぐらいの体重だが、中学生時ぐらいに戻すのが当面の目標(笑)。ま、しょせんは成人病の心配をしなきゃならなくなったオヤジのタワ言ですがね(^_^;。

 Zepp東京で東京スカパラダイス・オーケストラ。ブランキーの達也をゲストに迎えてのライヴだが、とにかくメンバーの気迫が猛烈な勢いでぶつかってきて、圧倒されてしまった。ヴォーカルが抜けたためインスト主体で、ショウとしてはリニアすぎて少し単調な気もしたが、この勢いの前には関係ないだろう。ひとまず再出発のスタートとしては、申し分ないライヴだった。達也が呼ばれたのは、冷牟田氏が主宰するDJイヴェント「Roc-Brothers」に達也がDJとして参加した関係だろう。さすがに客演歴が長いだけあって、周りに合わせるのがうまい。違和感なく溶け込み、しっかり存在感も主張していた。

 ニューヨークのハウス・ユニット、ファンキー・グリーン・ドッグズのアルバム『スター』(国内盤・Pヴァイン)。7年ぶりの新作ということだが、そのころはハウスには全然関心がなかったので、聴くのは今回が初めて。ハードで鋭角的なトラックもあるが、基本的にはソウルフルだが独特の軽みがある女声ヴォーカルを中心にした聴きやすい歌ものハウス。際だってスゴイ、という感じはしないが、リラックスして楽しめる好盤。


15日(土)

 京王杯スプリングカップでグラスワンダーが勝つ。上がり34秒1の競馬を後方から、大外をぶんまわして差し切るという次元のちがう勝ちっぷりだった。あれでもまじめに走っているという感じは受けなかった。本気を出せば、たぶん安田記念は楽勝だろう。馬券は買わなくなってしまったが、競馬中継はよく見る。なぜ馬券を買わなくなったかといえば、徹頭徹尾万馬券狙いなので、資金が続かないというのが最大の理由(^_^;。とくにこの年末から年始にかけて、AV関係で物いりが続きましたからね。

 グラスワンダーの鞍上の的場は準メインでもブラックタキシードで勝って、こっちはダービーが楽しみ。もちろん日曜のメインはザカリヤでNHKマイルカップだ。
 実は的場はぼくと同じ歳で、なんとなく気になる存在。寡黙で、一匹狼的なイメージがあるのがいい。実際、競馬界の絶対主流派のドン・岡部と犬猿の仲だというしね。いつまでたっても一番になれない永遠の2番手、というポジションも、なんとなくストーンズっぽくてイイじゃないですか(笑)。インタヴューとか聞くと、ほんとマジメ一方の受け答えで面白みはないし、馬券的にもそれほど信頼が置けなかったりするのだが、今年は乗り馬にも恵まれ、いい年になるんじゃないか。グラスワンダーは当面は宝塚記念でのスペシャルウィークとの初対決が待っている。そのあとはたぶんジャパンカップでエルコンドルパサーとの再戦だろう。去年の毎日王冠で的場はお手馬エルコンドルではなくグラスを選び、結局骨折休養あけが災いして惨敗してしまった。そのあとエルコンドルはジャパンカップも楽勝、もうすぐ海外G1へ挑戦である。それだけに悔しさもひとしおだろう。グラスの方が能力上位と確信して選んだんだろうし、それを大舞台で証明したい気持ちは強まってるはずだ。くれぐれも、あの毎日王冠のスピードワールドみたいなブザマな競馬はしないで欲しい。同級生として祈ってます(笑)。

  ここや、ほかの掲示板でも話題の広瀬陽一さん情報です(笑)。結局広瀬さんはFMアコースティックのプリアンプ155(定価75万円)に惚れ込み、買うことにしたらしい。それに加えサウンドクリエイトの試聴室で聴いたカーマのセラミック#3というスピーカー(定価93万円)を買おうかどうか迷っている段階。結局、FMアコーステイックが代理店から貸し出し可能かどうか確認のうえ、来週サウンドクリエイトに再度赴き、パワーアンプやCDプレイヤーの選択も含め、試聴する予定らしい。広瀬さんは、ひとりで行くと買わされそうだから、ぼくについてこいと言う(^_^;。冷静な第三者としてストッパー役を期待してるみたいだが、はっきり言って、ワタシは迷っているセンセイの背中を押しまくるつもり(笑)。時間があえば同行して、その様子はまたリポートします。


14日(金)

 TERSOR117番、サージョンの新作『Force+Form』。無愛想でストイックなハード・ミニマルからスタートした彼らも、あのグラスゴーの暗黒大魔王モグワイのリミックスを手がけるなど徐々に活動の場を広げてきた。本作では単にフロア向けトラックを集めただけだったデビュー当初に比べ、アルバムとしてのトータリティを考えたヴァリエーションと起伏に富んだ作りになっていて素晴らしい。ノイジーでエクスペリメンタル、かつ柔軟なサウンド展開が楽しめる全4曲40分。昨日のイアン・オブライエンに続き、これまた年間ベスト10級の傑作。

 JB'S『ブリング・ザ・ファンク・オン・ダウン』。え〜〜〜、フレッド・ウェズリーを中心とした正真正銘の再結成アルバムです。ジョン・スタークス、クライド・スタブルフィールド、フレッド・トーマス。ジャケも含め、まさにあの時代そのものでございます。P・ヴァインから5月21日発売。

 渋谷クアトロでクリーチャーズ。冒頭、スージー・スーがニコヤカにほほえみながら、『すすめ! パイレーツ』の梶先輩よろしく「しゅた!」と手を挙げ、「コンニチハ!」(この場合、「ニ」にアクセントがかかる)とやらかしたときには、思わず自我崩壊をおこしそうになったが、演奏が進むにつれどんどん引き込まれていった。ギターやベースはいるが、基本的にはヴォーカルとドラムだけの世界。つまり愛撫的なメロディもなきゃ心なごませるハーモニーもない。バッジーの硬質なパーカッションだけが鳴り響くが(PAはめちゃくちゃ良かった)、それもグルーヴィなものではなく、PIL『フラワーズ・オブ・ロマンス』みたいな凍りつく律動である。しかもスージーは決してうまくもなければ器用なヴォーカリストでもないのだ。徹底して聴き手に媚びることなく、あくまでもストイックな自己表現に徹している。にもかかわらず終始緊張感は絶えず、最後までぐいぐいと聴き手を引っ張っていくのだ。ジェファスン・エアプレインのグレイス・スリックもそうだが、不器用さが決して聴き苦しさにならず、きわめて強い表面張力に繋がっているのである。去年見たバウハウスは楽しかったが、いまを生きる音楽ではなかった。だがクリーチャーズはまぎれもなく現役である。この人たちはぼくが考えていたよりはるかに豊かな才能を持った、真摯なミュージシャンだったようだ。ニュー・ウエイヴがニュー・ウエイヴのまま成熟し、ここまで行き着いたかと感慨無量だった。参りました。


13日(木)

 『音盤地獄』でオギハラさんも触れていたイアン・オブライエンのピースフロッグからの新作『Gigantic Days』を2,3日前に入手、今日になって初めて聴いたがす、素晴らしいっ!。今日は1日、こればかり聴いていた。前作同様ファンキーでソウルフルで叙情的なデトロイト・サウンドで、うっとりするほど美しく蠱惑的だ。マジな話、もうぼくたちはデリック・メイの帰還を待つ必要はないかもしれない。これこそ新時代のソウル・ミュージックだと真剣に思う。今年度ベスト・アルバムの有力候補。留保事項なしの大推薦盤。

 セイント・エティエンヌの新作ミニ・アルバムがなんとサブ・ポップから。『Places to Visit』は6曲入り。かっての消え入りそうに繊細ではかなげな気配は薄れたが、ま、サラさんの声があるだけでよしとしましょう。バンドは現在ベルリンでフル・アルバムのレコーディング中だそうだ。

 イアン・マクドナルドの初ソロ『ドライヴァーズ・アイズ』(国内盤)。もちろん言うまでもなく、初期キング・クリムズンの最重要メンバーとして「エピタフ」「クリムズン・キングの宮殿」といった名曲を送り出し、クリムズン脱退後も、あの素晴らしい『マクドナルド&ジャイルズ』を作ったイアン・マクドナルドである。ミュージックマガジン5月号で大鷹さんが取り上げてから気になっていたが、ようやく入手。……しましたが……う〜〜ん……ピート・シンフィールドの歌詞提供やマイケル・ジャイルズとの共演曲などむかしのプログレ・ファンには涙もののアルバムだが、中身はどっちかといえばフォリナーに近い(>_<)。やす〜〜い感じのデジタル・シンセの音が悲しすぎる。1曲だけ「エピタフ」ふう初期クリムズン・タイプの曲が入っているが、これがなんとも大味なアメリカン・ロックで……。このあと、マクドナルド&ジャイルズのアルバムのリミックス&リマスター作業に入り、その次はマクドナルド&ジャイルズのセカンド・アルバムの制作に入るそうだ。なんか、過去の思い出はウツクシイままでとっておいて欲しかったような……。

 このサイトが間借りしてるサーバーは10MBまで容量があり、めちゃ凝ったグラフィックや大量の画像でも使わない限り全然余裕だと思っていたら、なんともう2MB以上も占有していることが発覚。画像ほとんどナシのテキスト・オンリーで、公開後1ヶ月もたたないのにもう5分の1使っている。この調子でいくと、半年たたないうちにパンクだ(゚o ゚。これからジャケ写などの画像データなどを導入したら、どうなることやら……(>_<)。ま、いまから悩んでても仕方ない。そのときになって考えよう


12日(水)

祝・若田部・1年7ヶ月ぶりの勝利!

 面白いニュース。ソニーから、娯楽用のペット・ロボットが発売されるという。4本の脚と体全体にある18カ所の関節を使って動作し、頭を撫でると両手を上げて喜んだポーズをとったり、叩いていじめると口を開けて怒ったポーズをとったりするそうだ。機嫌がいいと音にあわせて踊ったりもするらしい。口に内蔵したスピーカーから、感情に応じてメロディや鳴き声を発する機能もあるという。インターネットで予約限定販売し、価格は25万円。子供のおもちゃとするには高額すぎるし、アパート住まい等で生きた犬や猫を飼えないオトナに向けての商品だろうが、目のつけどころが面白い。写真を見る限り外見もなかなか可愛らしく、ウチの駄犬の遊び相手に1台欲しいなーと思ってしまった(^_^)。もしかしたらちょっとしたブームになるかも。またぞろマスコミや評論家が「孤独で寂しい現代人の心を象徴」てな調子で一席ぶつんだろうなー。

 リンクのページを作った。量的には不十分もいいとこですが、ほかではあまり知られてないようなとこを中心に載せていきたいと思ってます。ここで相互リンクの申し入れ等も受けますんで、よろしく。

 ウエブ・マスターやっていながら、あまり他のサイトを見ることがない。とくに音楽評論家のクセして音楽関係のサイトはよく知らなかったりする。定番サイトをレイレイしく載せるより、誰も知らないようなトコを紹介した方がカッコいいに決まってるが、たぶんこれこれ読んでる方のほうがはるかに詳しいでしょう。こんなオモロイとこがあるぜ!という情報をどんどんお寄せください。鮎川誠さんのサイト萩原健太さんのサイトのリンク集が充実してるので、音楽関係の基本的なとこを知るにはそっちをご覧になった方がいいと思います。

 小野島 大の「今日の1枚」。イギリスのテクノ/ハウスのディストリビューター、シェイディ・エイコンズ傘下のレーベルの作品を集めたコンピレーション『Same Planet,Different Language』(国内盤)。デトロイト・テクノに影響を受けたような硬質な叙情を漂わせるトラックが多い。イギリスのアンダーグラウンドなクラブ・シーンの底力を感じさせる2枚組。



11日(火)

 青山のMANDARAで徳永憲。昨年ポニー・キャニオンからデビューしたシンガー・ソングライターだが、ニック・ドレイクのようなサイケでドラッギーな持ち味が特徴。か細い声で歌われる世界は不条理な毒に満ちている。確かこの人のライヴを見るのは3回目だが、相変わらず弾き語りの箱庭的世界ながら、パーカッション奏者とやった数曲はこれまでにない豊かな広がりを感じさせ、来月予定されているバンド(トリオ)編成でのライヴはかなり期待できそうだ。今日のライヴでソング・ライティングの力は再認識できたので、あとはこの特異な個性をいかにわかりやすく、親しみやすく浸透させていくかという問題だろう。

 昨日の日記で、見ず知らずの方からの反響がない、と書いたら、いろんな方からメールや掲示板への書き込みをいただき、感謝。リンクしていただいたのは漫画家で、黒人音楽&オーディオ・マニアのANIさんのHP(超ファンキー!)、中央大学の大学院生で、ヒップホップを文化社会学の面から研究しておられる01さんのHP(メディア学、社会学関係の文献ガイドが超詳細で便利。リンクも充実)、オーディオのページでおなじみ、秋葉原のオーディオショップ、サウンドクリエイトのHP

 アンケートのページ(11月7日注……現在休止中)も設けたので、気軽に立ち寄ってください。

 小野島 大の「今日の1枚」。オランダのレーベル、セントラルのテクノ・アーティストRATIOのアルバム『Welcome to Central』。昨年暮れに出たアルバムだが、Claude YoungによるセントラルのアーティストのミックスCDがついてお買い得。ファンキー・ミニマル・エレクトロ!


10日(月)

 また昨日の日記をさぼってしまいました。すいません。せいぜい犬を連れて近所の駒沢公園に散歩にいったことぐらいしか事件がなかったもんで。でも、こんなヨタ日記、はたして何人の人が楽しみにしてくれてるのかなぁ。

 6日にオープンして以来、アクセス・カウンターは順調にあがっているが、掲示板に書き込んでくれる人も、感想のメールをくれる人もほとんどが知り合いばかり。気になって検索エンジンをいくつか見てみたが、GWをはさんだせいかまだ全然登録されていない。複数の検索エンジンに同時登録してくれるサービスを利用したのだが、ほんとに大丈夫なのか不安になってきた。一日平均70〜80ぐらいのアクセスがあるのだが、ぼくが直接URLを連絡した人はその半分にも満たないし、ほかに藤川毅さんのサイトにリンクしていただいたのと、ニフティのミュージックマガジンのフォーラムに書き込んだぐらい。数からみれば、見ず知らずの方もかなり来ていただいているとは思うのだが……。みなさん、ぜひ感想を掲示板に書き込んでくださいね。

 渡部淳さんのコラムを更新。彼の所属する邦楽誌ではなかなか取り上げにくいようなインディ・アーティストの紹介記事を書いていただいているが、今後は『NEWSWAVE ON LINE』のためのエクスクルーシヴなインタヴューも予定しているとのことなので、楽しみにしてください。

 小野島 大の「今日の1枚」。ゴールディのミックスCD『INCredible』(輸入盤)。出演映画も大当たり、レコードも売れに売れてまさに得意の絶頂の御大、初(だったと思うが)のミックスCDも絶好調。ジャケにもしつこいぐらいご本人の金歯剥き出しのポートレイトが配されていて、まさに「俺節」の世界。いやはや強烈である。原盤はソニーUKだが、日本盤は出るのかしら。


8日(土)

 二日酔いの身体を引きずりながら、渋谷クアトロでグランドファザーズ。91年の暮れに解散してからも、何度かライヴをやっていたらしいが、ぼくは見ていない。だからほぼ8年か9年ぶりに見たことになる。ベスト盤の発売を機に再編したようだが、バンドとしての成熟のあとが見えて感心した。基本的に破綻のないポップ・サウンドだが、演奏技術もセンスも洗練されているし、音楽の柄と演奏者の器量が合致しているから、実に自然体なのだ。だから聴くほうも肩の力を抜いて楽しめる。さきごろ趣味のいいソロ・アルバムを出した青山陽一がステージで「現役でやっていたころよりバンドの状態はいい」と言っていたが、一緒に暮らしているころはお互いの欠点ばかり目についてケンカの絶えなかった男女が、別れてかえって仲良くなったみたいなもんか。演奏家としてだけでなく、それぞれの人間的成長も大きいのだろう。今後もおりにふれてライヴはやっていくというし、レコーディングの可能性もほのめかしていたから、楽しみ。最後の多彩なゲストを迎えてのセッションの、見事なコーラス・ハーモニーを聴いていたら、CSN&Yの『デジャ・ヴ』を聴きたくなってきた。この日の模様は録音されていたようなので、いずれ聴く機会があるかもしれない。

 帰宅してテレビを見ていたら広島の佐々岡投手のノーヒットノーランのニュースが。おめでとうございます。無能な国民栄誉賞監督がいる限り優勝なんて百年たっても不可能なダイエーはともかく、阪神が好調なので野球が楽しい。今日の試合など、完全な楽勝ゲームを追いつかれ、ベンチの雰囲気は最悪だったろうに、よく最後で突き放したと思う。たぶん野村監督は勝ちゲームでも、こういう不細工な試合運びは大嫌いだろうけどね。それにしても八木や大豊が代打にまわってるんだから、けっこう打線は強力になってきてる。投手陣はもともと悪くないわけだから、今年は楽しめそう……とは、野村監督就任でニワカ阪神ファンのひとりごとでした。あとは巨人と横浜がこのまま下位に沈んでいてくれれば言うことなし。

 小野島 大の「今日の1枚」。東京のテクノ・アーティスト、ヒロシ・モロハシの『カム・トゥ・フェイズ』(7月7日発売)。なぜかテクノ専門誌などではあまり取り上げられることの少ない人だが、ケン・イシイ系の理知的で洗練された作風は一聴の価値ありだ。ニュー・ウエイヴに影響を受け、ジーザス・ジョーンズやポッピーズ、ミート・ビート・マニフェストやワックス・トラックス系を経てテクノに流れてきた、という経歴はとても他人とは思えない(^_^)。たぶん旧NEWSWAVEの読者だったんじゃないかな(憶測)。


7日(金)

 いま8日午後1時半。あー二日酔いでキモチ悪い(>_<)。

 日本武道館で奥田民生。この人のライヴを見るのはずいぶん久しぶりだが、最近の志向性を反映した内容で苦笑。だらだらと演奏、進行するショウは脱力のきわみ。新曲が多いメニューで、客のほうもノリノリというより、まったりした空気が漂う。音楽の方は本人いわく「ほとんどフェイセス」なブルース・ロック。はっきり言って刺激とか新鮮さには決定的に欠けていたが、彼のキャラクターをたっぷり味わえるという点では、ファンは満足だったかも。

 後ろ髪を引かれつつ午後7時半すぎに武道館を中座、渋谷オン・エア・イーストに向かいオーディオ・アクティヴ。もーこれが最高。音楽、映像、パフォーマンスが一体となった内容は異次元まで持って行かれる感覚。キモチいいこといいこと。PAの音が素晴らしく、音響の快楽をとことん味わった。エンジニアはエイドリアン・シャーウッドではなかったが、自立した彼らのライヴにはすごみすら漂っていたのである。スローな曲ではスワンズを思い起こさせるところもあった。少なくとも最新アルバムのミニストリーよりは全然いいと思ったのである。詳しくは後日佐藤英輔さんがリポートしてくれると思います。会場ではケン・イシイ氏にも会った。

 そのあと、ワッツインエス鮎澤氏、ワッツイン新入社員松岡さんと飲み。途中までは覚えてるんだけど……気がついたら自宅の居間のソファだった(>_<)。そんなわけで「今日の1枚」はなし。

 昼間にユニバーサル・ビクターの林さんに電話したら、ナイン・インチ・ネイルズの新譜は音がまったく届く気配がなく、当初の予定だった6月から大幅に延期とのこと。また同時期にザ・ザのインタースコープ移籍第一弾も予定されていたが、これも延期だそうです。残念残念。その代わりリンプ・ビズキットの新作は近々登場する予定。音が届いたら速攻でリポートしますんで、お楽しみに。


6日(木)

 正式オープンにともない、岡村詩野さん荻原孝文さんの新連載原稿、赤尾美香さん佐藤英輔さんの連載原稿が一気に到着。その処理やいただいたメールの返事書きで、午後3時過ぎまでてんてこ舞い。いろんな人から「更新が大変だよー」と脅かされていたが、ようやくそれが実感されてくる。連休中はほとんどサイトの整備ばかりしてたので、仕事もめちゃたまっている。あーアタマが痛くなってきた(>_<)。

 で、そのあと書き始めた原稿でまたつまづいてしまい、結局夜中までかかってようやく完成。テーマは「アメリカの高校銃乱射事件とロック文化」。媒体は東京新聞である。コロラドの高校で銃を乱射した少年がマリリン・マンソンのファンだったということで、現在全米でマリマン・バッシングが盛んなのだが、そうした事件の背景を解説・分析するというもの。

 正直言って現在のマリマンの音楽にさほど関心はないけれども、そうかと言ってほおかむりして通り過ぎるわけにはいかない問題である。現在アメリカでは、コンサートの内容に応じて保護者への警告をポスターやチケットに刷り込むことを義務づける、いわばコンサートの事前検閲を法制化する動きがあるという。まーそんなことやったって、見に行くヤツは見に行くに決まってるが、それはそれとして、表現の自由に抵触するこうした動きに、ロック・ファンもそうでない人も異議を唱えるのは当然だと思う。こわいのは、マリマンといういわば「キワもの」が弾圧の対象になっていることで、大多数の「良識のある」音楽ファンが、事態の重大性を認識しないまま看過してしまうことだ。そして日本の音楽ファンにしたって、それが対岸の火事だと思ったら大間違いだ。例の酒鬼薔薇事件で、ありもしない「キラー・アンド・ローズ」というバンドのアルバムがやり玉にあがったことがあったけれども、あれが実在するバンドだったらどうなるか。間違いなくマスコミや、無責任な連中に寄ってたかって潰されていたろう。もし「キラー・アンド・ローズ」がとるに足らないつまらないバンドだったとしても、ぼくたちのやるべきことは、彼らを、そしてマリマンを守ることであるはずだ。だから「クロスビート」も「ミュージック・マガジン」も「スイング・ジャーナル」も「レコード芸術」も「WARPマガジン」も「ラティーノ」も、等しくこのマリマン問題を取り上げるべきなのである。

 ……というようなことを書こうかとも思ったが、新聞というメディアの特性を考えると、ちょっと無茶ですよね。もっと社会論的な内容が適当かと思い、そういう方向で原稿をまとめた。掲載はいつになるのか聞いてませんが、機会があったら読んでみてください。いずれにしろ、白目剥いてステージで痙攣してるトリックスターをバッシングするヒマがあったら、高校生が銃器を簡単に入手できるような環境をなんとかしろよ、というところだ。全米ライフル協会だかのロビー活動が強力で、銃規制に踏み切る勇気がアメリカの大統領にはないみたいだけど、ユーゴスラヴィアに爆弾落としたり、言うことを聞かないよその人を暴力で圧殺することより、テメエの足もとを見直せってこと。

 で、小野島 大の「今日の1枚」。竹村延和『ミラノ』(ワーナーより5月26日発売)。三宅一生のファッション・ショウのためのサントラということだが、実に落ち着ける音楽。竹村らしさも出ている。夜中に酒でも飲みながら聴くには最適。

 そういえばマリマンのお師匠格、われらがナイン・インチ・ネイルズの新譜がもうすぐ出るらしい。個人的にもっとも新作に期待してるアーティストであり、待ち望んだアルバムではあるけど……タイミング悪いね。



5日(水)

 いまこれを書いているのは6日午前0時半だが、一応0時をもって当サイトの正式オープンとなりました。まぁそうは言っても一部の検索エンジンにはすでに登録済だし、作っている側も試験中という意識などほとんどなかったので、名目上だけの正式公開ということになる。これまで当サイトの成長を見守ってくださった関係者の方々、今後もよろしくお願いします。また、初めて訪れてくださった方々、ぜひあなたのブックマークに登録して、末永くおつきあいください。

 で、正式オープンを記念して、ベテラン・ロック・ライター保科好宏さんに連載していただけることになった。ぼくなどよりはるかに現場に密着したところで活動されている氏だけに、きっと面白い内容になるはずだ。期待してください。

 小野島 大の「今日の1枚」ルシャス・ジャクスンの新作(3枚目)『エレクトリック・ハニー』(5/26日本先行発売)がたいへんよろしい。T・レックスでおなじみのトニー・ヴィスコンティのプロデュースという変化球だが、のほほんとした持ち味は変わらない。同時期に出るチボ・マットの新譜とともにおすすめ。



4日(火)

 またしても訃報。東京スカパラダイス・オーケストラのドラマー、青木達之さんが一昨日、電車事故でお亡くなりになったという。新聞報道によれば自殺の可能性もあるらしい。ニュー・シングルが完成し、ツアーも目前に控えた時期に、何があったというのだろう。ご冥福を祈りたい。

 それにしても最近、訃報が多すぎないか。ZAPPのロジャー・トラウトマンが実の兄に射殺された事件が伝えられたばかりだが、みんなあまりに若死にしすぎる。長生きすりゃいいってものでもないが、優秀なミュージシャンたちが早世していくのは、あまりに悲しすぎる。青木さんとの面識はなかったが、近く予定されていたスカパラのツアーのパンフで冷牟田竜之氏のインタヴュー原稿を書かせていただいたこともあり、いずれじっくりお話できればと思っていた。メンバーのなかでもスカへの愛情は人一倍だったという青木氏。残念でならない。

4日(火)その2

 今日は特別に2回に分けてお送りします。たまには音楽評論家らしく……小野島 大の「今日の1枚」

 6月25日にCONSIPIO RECORDSから出る、元ボ・ガンボスのKYONとブラック・ボトム・ブラス・バンドの共演盤『Dangerous Hoy! Sauce』が最高! ニューオリンズ・ファンク・ジャズ・パンク! 甲本ヒロト参加のピストルズ「アナーキー・イン・ザ・UK」日本語版もあり。カラダが動く腰が動く! 大推薦です。


3日(月)

 ついに日記を1日(5月2日分)さぼってしまった。というのもあまりにプライベートな、音楽に関係のないことしか起こらなかったからだが、その代わり懸案だったページ・デザインを一部変更。フレームを使い、少しは見やすく、見映えも良くなったのでは、と思っている。同時に「オーディオ/ヴィジュアル」のページも更新。オーディオに関してはまだまだ書きたいことがある。しかし単なる機材自慢にならぬよう気をつけるつもり。ま、自慢するほどの機材を持ってるわけでもないが(^_^;。



1日(土)


 2,3日前に一部検索エンジンに登録したので、リンクを辿ってこのサイトに着いた方もいらっしゃると思う。テキストばかりで愛想のないHPですが、どうぞ楽しんでいってください。掲示板にも書き込みをどうぞ。

 昨日で仕事も一段落したので、今日は終日本を読んだりたまっていたテープやCDを聴いて過ごす。なかでもジャミロクワイとフレーミング・リップスの新譜はまぁまぁ。