2003年8月14日(木)

 大友良英the blue band、CONVEX LEVEL@NHKライブビート。コンヴェックス・レヴェルは京都の3人組で、ジャンル的にはプログレが入ったサイケ、というところか。アルバムの出来が非常に良かったので、実はこっちのほうを楽しみにしていたのだが、曲の良さやアレンジ、演奏の水準の高さはうかがえたものの、ライヴ慣れしてないのが歴然。客に聴かせるという意識が欠如しているので、なんだかリハーサルでも聴いてるような気になった。アーティストの意識というより単純に場数の問題と思えたが、こうやってみるとあれだけ無愛想に思えるdipでさえ、ちゃんと客のことは意識してるんだなと思い知らされたりして。だがこの日のライヴで彼らに対する評価は下がらない。
 ブルー・バンドは大友良英の映画音楽を演奏するユニット。ふだんの大友の音楽よりはるかに牧歌的に聞こえるのは、リコーダーの栗原正巳の存在ゆえだろう。大友のアヴァンギャルドなギターも、まるで宮崎駿映画にでも流れそうな叙情的なものに聞こえたり。このバンド自体は2回目のライヴらしいが、さすがにコンヴェックス・レヴェルとはステージ慣れの偏差値がまるでちがった感じだった。大友さん、妙にご機嫌でステージ上でしゃべりまくってました。