2003年7月22日(火)

 目黒のヤマハで、ハシケンの取材。昨年の寿町フリーコンサートで初めて見て、その素晴らしさに驚いたものだが、1年たってようやく取材できたのは感慨深い。新作『赤い実』は、これまでの「島唄の影響を受けたシンガー・ソングライター」というイメージを覆すバラエティに富んだ内容で、ライヴ・バンドとしてアブラが乗りきっている状態を見事にパッケージした快作。ポジティヴで力強い生命感に溢れていて、とても楽しいし元気が出る。曲によってはオリジナル・ラヴばりのソウル/ファンク/ラテンなポップ・ナンバーもあり、これでかなりファン層を広げるんじゃないだろうか。デビューして10年、もう35歳になるらしいが、キャリアや年齢のわりにすれたところや屈折したところがなくて、じつに素直でおおらかなのが印象的だった。フジロック3日目、オレンジ・コートのトップで出るので、ぜひチェックを。

 ということで、木曜日にもう1本取材をこなしてから、その足でフジロックに向かいます。木金は雨にたたられそうだし、土曜日はなんとチケットがソールド・アウト。去年の最終日の激混み状態を思い出し、仕方ないかなとも思うが……ともあれ楽しんでくることにします。恒例のフジロック写真集ももちろんやりますんで、知り合い関係者は心の準備をしておくようにね。では、苗場でお会いしましょう。