2003年7月21日(月)

 ちかごろ腹のたった話をふたつ。

 買ったばかりのデジカメ、いきなりオート以外のマニュアル撮影や動画撮影ができなくなってしまう。まだ操作をマスターしておらず設定ミスなのか故障なのか判断できなかったのでキャノンのサービスセンターに電話したら「現物が手元にないのでわからない」との返事。なんだそりゃ? なんのためのサービスセンター? おまけに電話に出たおっさん、私はデジカメは専門外なのでわからんと開き直ったので温厚なオレもさすがにカチンときて、語気荒く迫ったら平謝り。わかんないなら電話に出るな! つうか基本的な商品知識もないやつを窓口担当にするなボケ! ともあれ初期故障のようなので販売店に相談したらあっさり新品交換となった。コジマ電気、えらい。


 去年の暮だったか、これを買ったんだけど、まもなく床に落としてしまい、メディアの出し入れができなくなってしまった。それでも聴いたり音声データを転送するぶんには問題なかったのでそのまま使っていたが、とうとうイカれてしまい、東芝の相談窓口に電話したら、修理は近くの販売店に持っていってくれ、とのこと。そこで渋谷のさくらやに持ち込み、もし修理に1万円以上かかるなら要連絡と言い残しておいたら、2週間ほどたって店から修理金額を連絡してきた。それがなんと46000円超! おいおい、おたくの店じゃピカピカの新品が39800円で手に入るんだぜ! なんで修理金額のほうが高いんだよ! 当然納得できるはずもなく担当の女性を問いつめたがまったくラチがあかないので、メーカーの担当者から連絡してもらうことにする。ほどなく電話がかかってきたが、もっともコストのかかる基盤がイカれているのでお金がかかる、との釈明。それにしたって売価より高いっていうのはおかしいだろう、と迫ると、「ああ、そんな金額で連絡がいってるんですか」とトボけた返事。どうやら販売店を通じて修理に出すと、メーカー請求金額にお店がコミッションを上積みしてお客に請求する仕組みになっているらしい。「直接私どものサービスセンターに持ち込んでいただければ、修理も早いし、安く済むんですが」と担当のおっさん。あのう、最初に相談窓口に電話したとき、ただ販売店に持っていけとの一点張りで、直接サービスセンター持ち込みできるなんて話、一言も聞いてないんですけど。だいたい店がコミッションを上乗せしてるにしても、1万も2万もふんだくっているとは思えないから(メーカー請求金額がいくらなのか聞き出そうしたが、頑として明かさず)、いずれにしろ売価4万弱の商品の修理に4万前後の金額がかかるという理不尽な事態には変わりない。なんでも製造部門と修理部門では仕入れルートの関係やら、生産地の関係やらでパーツの価格が異なるため、こういうことはしばしば起こることらしい。しかしそんなのは東芝の社内事情であって、こっちの知ったことではない。この製品は発売後1年たっていないので、たいがいのことは保証の範囲内で収まっていて、表面化しにくかったのだろうが、保証期間を1日でも過ぎれば、同様の修理金額がかかる可能性があるということだ。今回の場合、ぼくが不注意で床に落としたのが故障の遠因だろうから(すべりやすい作りなので、落としやすいのだ)、保証はきかないだろうし、ある程度の修理金額がかかるのは覚悟していたが、これはひどすぎ。要するにこれって、故障したら捨てて新しいのを買ってくれってことだよな。自社製品を長く使っていただくとか、環境保全、資源保護などの発想は全然ないらしい。東芝というメーカーの基本姿勢がよーーーーくわかるエピソードである。電話をくれた東芝の人はさすがにことの理不尽さにまずいと思ったのか、上と相談して見積もり金額を出し直し、もう一度さくらや経由で連絡する、と言ってくれたが、1週間ほどたつも音沙汰なし。いくら見直したところで46000円が20000円になるはずもないし、こんなケチのついた商品、いやメーカーの製品なんぞ使いたくないので、はっきり言って修理は諦めてますけどね。なんか、メーカーのモラルが総じて低下していると感じる昨今だ。この不況下、そんな姿勢で企業が成り立っていくのか? まあオレの知ったこっちゃないけどさ。さて、i-Podでも買いに行くか。金ないけど。