2003年7月19日(土)

 オルガノラウンジ@La Galerie Des Nakamura。オルガノラウンジはまだ知る人は少ないだろうが、3人組の歌ものエレクトロニカ。こないだ新作が出たばかりで、この日はレコ発ライヴ。ふつうのギャラリーに機材を持ち込んでのライヴで、客はフローリングの床に座り込んで聴く。VJがふたり入り、壁に向かってふたつの映像が間断なく映され、消え入りそうに繊細で美しい音とあいまって、なんともファンタスティックで気持ちがいい。音の感触がじつにデリケートかつ精妙で、夢の中にたゆたうような1時間45分だった。1年ぐらい前に渋谷で見たときはたしか40分ぐらいしかやらなかったのでずいぶん演奏時間が長くなったわけだが、いつまでも聴いていたいと思わせる充実した演奏だったのである。ふつうのライヴハウスでやらなかったのは、自分たちの納得のいく出音でやりたかったかららしいが、そういうこだわりも好感が持てる。なにより、曲がいい。新作、なかなかの出来映えなので、ぜひ聴いてあげてください。