2003年3月18日(火)

 戦争が間近に迫っている。
 世界の歯車がいろいろな意味で狂い始めたのが一昨年の9.11であることにまちがいはないが、もともとアメリカも日本もそういう国だったわけで、今回の一連の出来事はそれをあらわにしただけに過ぎない。
 9.11のときはぼくも大きなショックを受けたし、それを受けて興奮のままここでもいろいろ書き散らしたけど、今回は不思議なぐらい冷静だ。そのとき書いていたことが、ほとんどそっくりそのまま、今回の戦争に関してもあてはまるからだろう。世の中、良くなるどころかどんどんおかしな方向に向かってるってことだ。「アメリカ帝国主義」なんて古い左翼用語を持ち出したくなります。
 もちろん日本だってひどいものだ。政府・自民党は言うまでもないが、数週間前の「朝まで生テレビ」で、出席者たちがブッシュ・アメリカの狂気を認めながらも、出席していた自民党の代議士にへつらうように「それでも日本はアメリカについていくしかない」というような現実追随的な御用発言を繰り返していたのにはいやーな気分にさせられた。

 ……というようなこととはいっけん関わりなく、ヘタレな音楽評論家の日々はゆるゆると過ぎていく。
 石野卓球から電話。岡村靖幸から例のUKニュー・ウエイヴ本を勧められて(岡村さん、お買いあげありがとうございます)、パラパラとめくっていたらぼくの監修本であることを知って連絡してきたらしい。もうすぐ出るヘヴィ・ロック本とあわせ1冊送ることを約す。DJツアーで多忙のようだ。
 夜はDe-LAX/LOOPUSの宙也くんと飲み。彼にもニュー・ウエイヴ本進呈。さすがニュー・ウエイヴ世代、じっと食い入るように眺めていた。各方面で好評のようでうれしい。