2003年12月6日(土)

 いろいろライヴがあった日で新宿リキッドルームやロフトか迷った末、ソフト・バレエ@渋谷AX。2年間の再結成期間を終え、近々再び活動停止となるが、今回はその最後のツアーの2日目。隙間なく音がみっちりと詰まりまくっていて、しかも会場の音響の良さもあってひとつひとつの音が明瞭に聞こえる。なので音圧が実際以上に感じられ、息を抜くところがなく、アレンジや音色などなど前のツアー時に比べるとはるかに緻密かつヘヴィになっていたことも手伝って、終わったあとにはぐったり疲れてしまった。ツアーが始まってまもないのでこなれていないこと、PAエンジニアが初めての人で慣れていないことなど、いくつかの要因があったようだ。ただし曲の繋ぎや構成などは前回よりはるかに洗練されていたから、最後の渋谷公会堂2デイズには、もっと良くなるだろう。ライター講座があるので最終公演となる2日目はいけないが、初日の16日はみるつもり。
 それにしても音楽・演奏のクオリティの高さは驚異的で、圧倒されることしばし。確かに最新の音ではないかもしれないが、ロック系エレクトロニク・ミュージックで、これほどまでに完成度の高いライヴをやれる連中は、世界中を探してもそうそういないと思う。いっそう逞しさを増した遠藤遼一のヴォーカルと肉体がとりわけ印象的。もし彼らがデビューしたての25歳ぐらいだったら、驚異の新人として話題になるだろうな、などとどうでもいいことを考えてしまった。