2003年12月10日(水)

 勝井祐二スペシャル・セッション@江古田Buddy。メンバーはほかに中村達也ds、鬼怒無月g。これが素晴らしいライヴで久々に感動した。
 2部構成、リハなしの完全インプロで約2時間半のライヴは、じつにロックで、じつにフリーで、じつに生々しかった。勝井はバイオリンの弓を切りまくる、いつになくアグレッシヴなプレイ。達也もこないだの山下洋輔や大友良英とのセッションよりずっとイキイキした演奏。なによりすごかったのが鬼怒のハードかつ変幻自在なプレイで、鬼怒を媒介に勝井と達也が有機的に絡み合って、とんでもなくスリリングな空間を演出していた。まったく音楽的キャリアも指向もちがう勝井、鬼怒と達也がこういう形で出会えるのは素晴らしいことだ。
 なんでも3人は同じ年(学年)だそうだが、勝井祐二は「勝井さん」と敬称をつけたくなるのに、達也は「達也」なのはなぜだろう。達也のほうが古い知り合いなのは確かだが、この先何年たっても勝井さんのことを「祐二!」と言えるはずがない(と思う)。両者のキャラクターのちがいでしょうか。ちなみにぼくはおふたりより年上です。
 会場には遠藤ミチロウさん、そしてなんとレック(フリクション)も来ていた。ミチロウさんの「年間ライヴ200本」という話に驚きつつ、レックさんには「はやく人前に出てきてくださいよ」とお願いするが、「この歳になると、人前に出るのもいろいろ理由がいるんだよ」と言われる。うーーーーーーーん、そういうもんかねー……。ほかに今井智子さんも来ていて、久々に「若手」の気分を味わいました(爆笑)。