2002年9月3日(火)

 まさに残暑という言葉がぴったりの昼下がり、代々木野外ステージで、バルザック、レンチ、マッド・カプセル・マーケッツのフリー・ライヴ。
 マッド主催のライヴだが、新作が出るわけでもないこの時期になぜ開催するのかよくわからない。しかし平日の夕方という時間帯にもかかわらずさすがに客は多い。
 ウォナ・ビー・ミスフィッツらしいバルザックはただの色モノとしか思えなかったが、ビート・パンクに毛が生えたような演奏を聴いて、こういう音楽を(仕事絡みとはいえ)それなりに熱心に聴いていた時期もあったよなぁ、としばし感慨に耽ったりして。
 レンチはライジング・サンは見逃し、サマソニは最後の1曲の半分しか聴けず、この日のライヴは楽しみにしてたんだけど、PAの出音があまりにひどいのでげんなり。とても演奏を楽しむ感じじゃなかった。リターンマッチに行きたいとこだが、次のライヴはいつの予定なんだか。
 トリのマッドはまぁ、さすがに安定した演奏だけど、どうも彼ら流の刺激に慣れてしまった感じ。彼ら自身も、もうやることがなくなってるんじゃないか。とくにタケシあたりはマッドという器に収まらない、もっとちがう形の表現欲求が沸いてきてるんじゃないかという気がしてならない。こないだのアルバムは、そのマンネリ感をうまくすり抜けているように思えたが、あれは一時的なものだったんだろうか。

 家に帰れば原稿が山積みだが、終演後は連れだってアホウみたいに飲む。いつになく遊んだ夏の終わり。ちょっと寂しい気も。