2002年8月28日(水)

 青山のワーナーで、再結成ソフト・バレエ遠藤遼一の取材。エンズの初期に1,2回取材して以来だから5、6年ぶりぐらいになるんだろうか。再結成の経緯から新曲「メルヘンダイバー」(10月9日発売)のことまで率直に話してくれた。友人によれば「イントロはペット・ショップ・ボーイズ、歌が始まるとラルク・アン・シエル」な「メルヘンダイバー」は、一聴してモロに売れ線狙いなポップ・ソングに聞こえるが、1回よりは2回3回と聴き込むにつれ面白味が増す佳曲だ。
 2月に森岡賢に会ったとき、ソフトバ再結成の話は聞いていたのだが、遠藤によれば、そのときはまだ全然見えない状態で、本決まりになったのはわりと最近のことらしい。当初、遠藤個人は必ずしも再結成には積極的ではなかったようだが、いざプロジェクトが立ち上がれば、きちんとポジティヴなニュアンスを見いだしてやっているようなので、一安心。遠藤はトラック作りに関与せず、歌と歌詞だけ担当しているのはむかしのソフト・バレエと同じ態勢だが、遠藤個人はそれがけっこう新鮮なようである。物静かで落ち着いたたたずまいは変わらないが、いろんな意味で成長して、大人になった様子がうかがえた。この世代のアーティストって、接していて安心感があるね。次のアルバム(10月23日発売)取材では藤井麻輝や森岡賢にも会えるだろうから、楽しみ。とりあえず2年間限定での活動のようだ。


 一旦帰宅して原稿。それから新宿リキッドルームへ。リキッドルーム8周年を記念してのイベントで、今日はデート・コース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン、くるりの共演である。最初に出てきたデート・コースはここ一ヶ月で3回見た勘定になるが、今日は客席後方でぼんやり見ていたせいもあってか、前2回ほどガツンとくるものはなかった。まぁ彼らとしてはふつうの出来映えだったのではないだろうか。
 くるりはドラムス交代後初めて見たが、感心せず。よく言えばアグレッシヴに、パワフルになっているのだが、彼らの良さである細やかさやしなやかさが消え、すごく乱暴に、おおざっぱになってしまった感じ。後半の盛り上がりはそれなりだったが、最後まで乗り切れなかった。