2002年5月9日(木)

 公開終了直前、ようやく『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を見る。新宿文化シネマ3にて。
 前作『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』は信じられないような大傑作だったけど、今度もめちゃくちゃ面白い。野原一家が戦国時代にタイムスリップするSF仕立てだが、くだらないギャグ満載で笑いの絶えない前半部、一転してシリアスになり、ハラハラドキドキさせながら最後はきっちり感動させる後半部と、構成がよく、脚本も演出も申し分なし。前作はテーマがやや特殊だったけど、今度は時代考証もしっかりした実に正調な時代劇に仕上がっていて、素晴らしい。お話そのものはオーソドックスだけど、少しも飽きない。まさにプロのエンタテイナーの職人技。あしたで公開は終わりだけど、ビデオになったらぜひ見てもらいたい。念押しするまでもなく、子供だけでなくオトナが見ても(いや、むしろオトナの方が)楽しめる作品である。ほとんどがオトナの客ばかりのちんまりした映画館は、笑いと鼻をすすりあげる音が終始響いていた。もし自宅で一人でビデオで見ていたら、まちがいなく大泣きしていたと思う。いやマジで。もちろん採点=10。今年のベスト5に入ることは確実だ。前作とあわせ、ぜひぜひDVD化してもらいたい。