2002年5月17日(金)

 下北沢Queでトモフスキー。もちろん、元カステラの大木知之である。カステラ時代に何度か取材したことがあるが、それ以降はライヴ会場でときおり会うぐらいで、ライヴを見るのもずいぶん久しぶりだ。最後に見たライヴがカステラだったかトモフスキーだったか定かではないぐらいご無沙汰だったが、あまり芸風、というかキャラクターが変わっていないのに安心する。いまはメジャーとの契約もなし、マネージメントも本人がひとりで仕切っているという完全インディーズ態勢だが、なんだかカステラ時代よりはるかに元気で表情も明るい。きっとしがらみもなく精神的にラクにやれてるんだろう。カステラって、お気楽そのもののようでいて、バンドの実態はそうでもなかったからなぁ。
 そして、演奏が実にちゃんとしているのに驚く……というと、キャリア10数年のプロに対して失礼な物言いだが、フィッシュマンズなどで弾いていたHONZIが加わった5人編成のバンドはエンタテイメント性と音楽性がうまくバランスしていて、完成度は高い。しっかりしたバックで、トモの奔放なキャラクターも生きているようだった。

 終演後に挨拶。どうやらぼくのことは覚えていてくれたよう。