2002年3月17日(日)

 下北沢クラブ251で、ポメグラメイトとデミ・セミ・クエーバー。ポメグラメイトは元デル・ジベット/PUGSのギタリスト吉田光と、元PUGSのHONEY★Kこと北川晴美が99年に結成したバンド。アルバムの音を吉田から送ってもらって、はやくライヴを見なきゃと思っていたのだが、ようやく果たすことができた。レコードよりもっとストレートなロックぽさが前面に出ていて、吉田のプレイも相変わらず切れ味がいい。北川の決して崩れない端正なキャラクター/パフォーマンスも変わらず。バンド全体として、もう少し強烈にアピールするポイントがあれば、と思った。
 デミセミを見たのはずいぶん久しぶりで、ヴォーカリストEMIの強烈なキャラが印象に残っているが、この日も強力なパワーを発していた。MCで「あたしも今年41歳だよっ!」と絶叫していたが、若いねぇ。もちろんライヴも楽しめた。カオティックなサウンドが、渦を巻くように登り詰めていく様子が迫力あり。あまり小難しいことを考えさせず、観客を引きずり込むパフォーマーとしての技量は大したもの。
 終演後は打ち上げで、デミセミで演奏していた勝井祐二と深夜2時半ぐらいまで話し込む。これまで立ち話程度はしたことがあるが、取材したことはなく、じっくり話すのは初めて。いい意味でミュージシャンらしからぬ、きちんとしたコミュニケーションがとれる人で、テレコでも回したいぐらい興味深い会話だった。4月か5月にROVOのアメリカでのライヴが、ジョン・ゾーンのレーベル、ツァディックから発売されるそうだ。ミックスはジョンとビル・ラズウェル。オリジナル新作はこれからとりかかり、秋ごろまでにはなんとか出したい、とのこと。