2002年12月24日(火)

 表参道のビクターで、ザ・バック・ホーンの取材。新曲『未来』は黒沢清監督の新作『アカルイミライ』の主題歌。映画の出来は素晴らしいもので、ザ・バック・ホーンの曲もいい。話は白熱し、これまでぼくがやった彼らの取材のなかでもベストと言えるほどだった。

 取材後しばらく時間をつぶし、リップ・スライム@恵比寿ガーデンホール。去年のクリスマス・イヴもリップ・スライムのライヴで、そのときは15歳以下のお子さま限定ライヴ、今年は男限定のライヴ。客はもちろんスタッフやゲスト、プレスに至るまで女子入場不可というもので、いくらイヴの夜とはいえ、こんな面白そうなものを見逃すわけにはいかない。会場は8〜9分ぐらいの入りで決して満杯というわけではなかったが、男しかいないっていうのは壮観だなぁ。ふだんのライヴではとにかく女子比率95%以上、いつも男は肩身の狭い思いをしているから、たまにはこういうのもいいだろう。そんな思いを抱えてきてる連中ばかりだから、むさくるしくはあっても、殺伐とした感じではなく、どことなく和気藹々とした連帯感が感じられたりして気分がいい。ここに女の子が少しでもいればまるで事情はちがったろうけど、なにせ男同士、べつにかっこつける必要もなく、素直に盛り上がれるのだ。リョウジのMCも冴えまくり、映像もこの日限定仕様、アレンジも心なしか男っぽいハードなものだったような気も。まぁ若い男同士が友だちの家に集まってくだらない下ネタ話で盛り上がるって感じでしょうか。メンバーも楽しそうで、ふだんのライヴより全然密度が濃かったと思う。楽しかったです。