2002年10月19日(土)〜24日(木)

LA出張。目的はクリス・コーネルvo(元サウンドガーデン)+ザック・デ・ラ・ロッチャvoが抜けたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン=オーディオスレイヴの新作の取材。
 サンタモニカのビーチの前にあるリゾート風ホテルでインターナショナルの取材があり、どうせならと同じホテルに宿泊したのだが、このホテルが繁華街から離れた場所にあり、ご存じの通りこのあたりは公共の交通機関がほとんどなく、クルマがないとどこにも移動できないので、ツーリストには不便このうえない。出張の日程自体はかなりゆるいものだったが、そんなわけでほとんど外出もせず、なんとレコード店にもまったく行かず、ひたすらホテルの部屋で本を読むかインタビューの質問を考えるか酒を飲むか、という毎日。優雅といえば優雅だが、ちともったいなかったなぁ。ライヴは一回だけ、アナハイムのディズニーワールド内のハウス・オブ・ブルースでテネイシャス・D(チーチ&チョンの現代版みたいなデュオ)を見ただけだった。テネイシャス・Dは言葉がわからないとちょっとつらい感じだったが、ディズニーワールド内では大きなプロジェクターでワールドシリーズを中継していて、そういえばアナハイムってエンジェルズの本拠地だったなぁ、と思い出し、少し悔しい思いをした。ライヴはほかにソウルフライとか再結成プロングとか、日本に行く直前のアンダーワールドなどがやっていたけど、どれも見逃した。
 取材はクリス、トム・モレロg、ブラッド・ウィルクdsの3人を、それぞれ別に。詳しくはこれから出る各誌の記事を参照してほしいが、どうやらバンドの実態は「ザックの後釜にクリスが参加した」というものではなく、「クリスが新バンドを組んで、そのメンバーがレイジの3人だった」というものに近いようだ。音もサウンドガーデン・ファンなら大満足だろうが、レイジのファンはちょっと戸惑うかも。非常にオーソドックスで力強いハード・ロックに仕上がっている。プロデュースはリック・ルービン。クリスとレイジ組を引き合わせたのはリックらしい。レイジ組のふたりはよく喋ってくれた。

 ところでVH-1というアメリカのミュージック・チャンネルで「もっともセクシーなアーティスト」特集というのをやっていた。なかなか面白い結果なので、記しておこう。1)マドンナ2)エルヴィス・プレスリー3)ジェニファー・ロペス4)ミック・ジャガー5)プリンス6)ティナ・ターナー7)ジム・モリスン8)ブリトニー・スピアーズ9)スティング10)ジャネット・ジャクソン
 ガイジンの趣味ってのは、いまいちよくわからんですな。