2002年1月18日(金)

 試写に行く予定だったが体調が悪く断念。夜半まで地味に原稿に専念、夜中に青山CAYへ。マイアミのレーベル、スキマティックのショウ・ケース的ライヴ。フェネシア、リチャード・ディヴァイン、オットー・フォン・シーラークなど。いわゆるポスト・オウテカ系エレクロニカのイベントで、会場は盛況だった。割合端正な音を聞かせたフェネシア、オールド・スクールなノイズ・インダストリアルに近いリチャード・ディヴァインは、レコードから期待したものを、いい意味でも悪い意味でも逸脱しない。それに比べリチャード・ディヴァインは、帽子をかぶり、時折歌とも語りとも叫びともつかないヴォーカルを披露するなど、レコードでの得体の知れない狂気に加え、ワケのわからん不気味なユーモア感覚もたっぷりで、フジ・ロックでのスクエアプッシャーと同質のものを感じたり。この種の音も飽和気味で、レコードだけぼんやり聞いていると没個性なようでもあるが、面白い個性はあるものだ。オットー・フォン・シーラークはセカンドでの失速が気になるんだけど……。

 終了は明け方の4時過ぎ。ぐったり疲れて帰る。