2001年8月25日(土)

 夏の終わりの恐怖体験。横浜アリーナでBeast Feast Festival。ぼくはもともとハード・ロック小僧だし、いまだってギターポップとハード・ロックとどっちに親近感を感じるかと問われれば断然ハード・ロックと答えるが、いや、つくづく自分はメタル畑の人間ではないと痛感しました。昼12時から始まり夜9時まで、ほとんど切れ目なしに続く轟音にクタクタ。ま、実際には夕方3時ごろからの参戦だったので実質6時間ぐらいの体験だったが、いやなかなか壮絶でした。個々のバンドも、たとえばフジかなんかにポンと出れば「カックイーッ!」と大騒ぎするかもしれないが、こう続くと全然目立たない。渋谷センター街のギャル(古いな)が、自分としては個性的な格好してるつもりでも、みな同じに見えるみたいなものか。まぁ要は個々のバンドの音をちゃんと把握していないうえに、このジャンルのロックをふだん聴かないから区別がつかないだけで、ぼくが好きなテクノやドラムン・ベースや音響系だって、部外者には全部同じに聞こえるのかもしれないけどね。知り合い遭遇率も圧倒的に低く、ひたすら石井恵梨子とビールを飲んでクダを巻いていた。そのなかで良かったのはヴィジョン・オヴ・ディスオーダーとスレイヤー。セパルトゥラも言われるほど悪くはなかったです。
 平野和祥さんにも会うが、なぜかフジ・ロックのエコバニの話になり「あんなものはノスタルジーに過ぎない、あんなライヴを褒めるのはポイズンのライヴで昔のヒット曲が聴けて楽しかった、というのと同じだ」と力説される。ぼくはフジのエコバニを見ていないので、巷の絶賛の声とどっちが正しいのか判断できないけど、えーエコバニとポイズンが一緒かよ、と抗議すると「小野島さん、ポイズンのライヴ見たことないでしょ!」と叱られてしまった。うーむ、確かに見たことはないけど、ポイズンでそんなにムキになられてもなー。