2001年5月2日(水)

 GWだってのにストーブが必要な寒さっていかがなものでしょうか。朝からぐずつき気味の天気だし。肩・首・背中の痛みは止まらず、風邪気味で頭はぼんやりしている。湿布薬を買いに薬屋に行ったほかは終日自宅で本を読んだりビデオを見たり。

 『日活ロマンポルノ全史』(松島利行著・講談社)
 70年代の日本映画に大きな足跡を残したロマンポルノの歴史。ポルノといっても現在のAVビデオを思い起こされると困るわけで、根岸吉太郎、中原俊、金子修介、相米慎二、周防正行といった現在の日本映画を支える中堅監督の多くはロマンポルノ出身なのだ。当然傑作名作は数多い。大学の映研時代に東映の実録映画とともによく見たものである。バランスのとれた好著で、知られざる事実も多数。曽根中生が現在消息不明って話は初めて聞いた。曽根や神代辰巳、田中登、藤田敏八あたりの作品は順次DVD化してもらいたいものだ。

 『SLC PUNK!!!』(ジェイムズ・メレンディーノ監督・99年アメリカ映画)
 85年のソルト・レイク・シティを舞台に、自らのアイデンティティと生き方を探す2人のパンクスの話。いかにもありそうなパンク・シングルのジャケを模したタイトル・バック(BGMはエクスプロイテッドだ)からニヤリとさせられる。全編に渡ってパンク・ナンバーが流れ、中味もパンク好きなら楽しめる小ネタが満載である。大笑いしながらいつのまにか迎えるほろ苦いラストは、なかなか痛い。B級作品だが佳作。5月16日からレンタル開始、DVDも同時発売。DVDの日本語吹き替えには遠藤ミチロウが参加しているそうだ。

 『ガメラ THE BOX 1995-1999』
「ガメラ 大怪獣空中決戦」 「ガメラ2 レギオン襲来」「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」という平成ガメラ3部作(いずれも金子修介監督)にボーナスディスク2枚を加えた5枚組。まだ本編を見ただけだが、やはり面白いです。監督の力量もさることながら、パトレイバーなどを手がけた伊藤和典の脚本がよく書けている。