2001年4月7日(土)

 下北沢クラブ251で、ギターウルフとザ・ドラゴンズ。ザ・ドラゴンズはむかしいた中国パンク・バンドではもちろんなくて(笑)、ウルフの友人であるアメリカ西海岸のバンドらしい。ソツなくまとまった演奏を聴かせるんだけど、あまりに旧態依然としたロックンロール幻想を無邪気に信奉する楽天性にすこし食傷してしまった。いまの時代、むかしながらのオーソドックスなロックンロールをやることに意味がないとは言わないけれども、どうせならある種のキチガイ性、と言って悪ければエキセントリックさ、極端さがないと、面白くない。ギターウルフが突出しているのはまさにその点であって、この日もいつもながらのウルフ節。でもちょっとセイジの飲みが足らなかったんじゃないか(笑)とは一緒に見ていた編集者と一致した意見だった。ちなみに個人的なウルフのベスト・ライヴは、数年前に見た恵比寿MILKである。セイジ氏、ハブ酒の飲みすぎで完全な泥酔状態。ロレツもまわらないし、足元がふらついて、アンプの上からかっこよくジャンプしようとしてもまともに立つこともできず、マネージャーに支えてもらってたぐらいだから(笑)。ありゃ壮絶だったな。
 終了後は打ち上げに出るという選択肢もあったがそんな勇気も元気もなく(笑)、近くのイタ飯屋でワイン1本あけ、2軒目は久しぶりにかのロック・バー「トラブル・ピーチ」で飲む。田舎から出てきたばかりの若いころこの店に憧れてたけど入る勇気がなかったとは同行者の弁。ぼく自身は3年ぶりぐらいだったが、なんか客層が若くて少し居心地の悪い思いをした。オレもトシをとったかなぁ。