2001年4月16日(月)

 乃木坂のキューン・レコードで取材2本。

 まずは6月6日に新作『ENO』を出すポリシックス。元PINKの岡野ハジメ(というか、現在はラルク・アン・シエルのプロデューサーという方が通りがいいか)のプロデュースで、大幅にポップ化した内容だが、やりすぎになる一歩手前でギリギリ踏みとどまっているあたりがうまいところ。ポリ本来のキレた毒と、ときに歌謡曲ばりのメロディのバランスがいい。取材はハヤシ君ひとりだったが、自信作らしく、いつになく饒舌だった。撮影はお揃いの新ユニフォームで。

 ブレイクのあとまりんこと砂原良徳の取材。2年半ぶり、電気脱退後初の新作『LOVEBEAT』は5月23日発売。音楽的には前作の発展形だが、前2作のようなコンセプチュアルなテーマがあるわけではなく、時代に乗ったモード性という点では譲るかもしれない。しかしそのぶん砂原本来の音楽性をじっくり味わえる佳作と言えそうだ。約1年半ぶりに会ったまりんは血色も良く元気そうで、安心した。穏やかな話しぶりは変わらないが、やはりいつも以上に饒舌だったような気がする。うん、いい奴だ。以上インタヴュー2本、詳細は5月17日売りの『uv』誌で。

 ここでは書かないけど、取材の終わりに何気なくまりんから言われた一言がグサリ、グサリ。いや、文句言われたとか批判されたとかじゃなく、「どうして小野島さん××しないんですか?」という励ましというかハッパというか、そういう内容だったんだけど、ここ数年ずっと自分の中でひっかかっていたことなので、少々応えました。まさかまりんにまで言われるとはなぁ。んー、頑張らなきゃ。

 取材終了後、ちょうど打ち合わせが終わったハヤシ君と連れだって下北沢で飲み。この日記読んでる人は知ってると思うけど、ぼくがミュージシャンと個人的に飲みにいくのはきわめてマレなこと。取材で濃密な話をしてしまうと、それ以外の場で何を話していいかわからなくなってしまうからだが(ぼくは本来饒舌な方ではなく、当然座持ちもよくないわけです)、この日は楽しかった。話題はディーヴォ、XTC、スパークス、クラフトワークと、まあ予想通りというかなんというか(笑)。最初はハヤシ君とサシで、あとからベースのフミちゃんやマネージャーMさん、『uv』の編集者Yさん、さらにはなぜか話題のインディー・バンド、氣志團のヴォーカル氏なども加わり深夜まで。氣志團のヴォーカル氏、めちゃ面白いです。ライヴも最高らしいので(ハヤシ君大推薦)、今度いくことにしよう。