2001年2月6日(火)

 今年は音楽業界も激動の年のようで、お世話になったレコード会社の人がいきなり地方転勤になったり、仲の良かった編集者が編集ではない別部署に異動になったり。ぼくもサラリーマン時代に異動は何度も経験したし、名古屋の単身赴任なんかもあったので、んー、なんだか感慨深いというか人ごとでないというか。
 地方転勤もそうだが、ちがう職種への異動もサラリーマンにつきもののことといえ、ラクではないというか、決して楽しいことばかりではないはずだが、
まったく初体験の仕事をやることになった編集者(女性)は「この年になってまったく新しい仕事をやる機会があるというのはいいこと」と至って前向きだった。う〜ん。女性のほうが気持ちの切り替えが速いというか、自分の過去の断ち切り方が鮮やかというか、これまでの環境をすべてリセットしてまったく新しい環境でやり直すことを恐れないというか、平気なように見えるのは気のせいだろうか? たとえば海外留学してそのまま現地に永住しちゃうとか、女性の方が圧倒的に多い気がする(ぼくの知り合いでも多い)。男はいつまでも人間関係のしがらみや過去をズルズル引きずってなかな吹っ切れないのに対して、女性はこうと決めると実にドライに割り切る。精神的にタフというか、度胸が据わっているというか。関係ないけど、恋愛なんかでも、昔の恋人のことをいつまでも忘れられずイジイジ思い続けて悩んでいるのはだいたい男と相場が決まっている。男は時間軸や人間関係がアナログというか連続しているのに対して、女はデジタルで、すぱっと断ち切れているというか。
 ともあれこれまで築いてきた人間関係がリセットされ、また一から再構築しなきゃならないのはちょっと面倒ではある。そのぶん新しい出会いもあるわけだが。