2001年12月27日(木)

 原稿の合間を縫って試写会場に到着したら、満席で入場を断られる。次の打ち合わせの時間までまだだいぶあったので渋東シネタワーで、『バニラ・スカイ』を見る。

 スペイン映画『オープン・ユア・アイズ』のリメイクで、監督は『あの頃ペニーレインと』のキャメロン・クロウ。ほぼオリジナルに忠実なリメイクだが、そこに加えられるクロウ監督らしい味が賛否両論だと思う。ぼくは好き。さすがに音楽の使い方はセンスを感じさせるし、曲調はもちろろんだがいちいち歌詞の内容まで神経を使って考えているのがよくわかる。ラストの激しいコラージュ映像など、DVD化されたおりにはもう一度確認しなきゃ……と思わせた時点で製作者の勝ち、かな。ラストの説明的なセリフが興ざめだったが、ハリウッド・リメイクだし仕方ないか。トム・クルーズは全編ナル丸出しで、少し萎える。『オープン・ユア・アイズ』にも同じ役で出ていたペネロペ・クルスは確かに可愛いんだけど、『オープン・ユア・アイズ』のときのほうが良かったなぁ。でも同時期の正月映画なら『スパイ・ゲーム』や『バンディッツ』よりは全然面白いです。採点=8


 ところで映画を見ながら思ったこと。もし自分の愛する恋人や連れ合いが、中身はそのままで外見だけ、むかしつきあってたけど今は飽きた、あるいは嫌いになった異性と同じになってしまったら、同じように愛せるだろうか。むずかしいねぇ。

 
 飲み打ち合わせのあと帰宅、粛々と原稿。さて、あした中に終わるだろうか。