2001年10月25日(木)

 新宿リキッド・ルームで、スペースシャワー主催のイベント。各社の新人を集めたもので、ぼくの目当てはOPQというソニー所属の新人。ベックとかスーパー・ファリー・アニマルズの影を感じさせる宅録派のシンガー・ソングライターだ。ライヴに不慣れな感じはあったが、なかなか面白い個性だと思う。トリは話題の氣志團。噂のみ聞いていて初のライヴ見学だったが、会場で会ったポリシックスのハヤシ君やスガイ君は、ぼくが初氣志團体験だと聞くと途端にニコニコと嬉しそうな顔になり「いやー、小野島さんがどういう感想を言うか楽しみだなー」と言う。で、その感想はというと、得意のギャグがすべり気味で、少し不完全燃焼だったかな。横浜銀蠅が応援団服を着たようなルックスやファッションはともかく、シャナナを思わせるダンス・パフォーマンス、BOOWYの半額大バーゲンといった感じの演奏は、よくトレーニングを積んでいることがうかがえ、予想以上にしっかりとしていた。バンド・ブーム・ネタを中心としたギャグがところどころ不発だったのが残念だが、某女性ライターに「死ぬほど笑った」と言わしめた面白さの片鱗はうかがえたと思う。ハヤシ君によればそのオカしさはこんなものではないということなので、また再挑戦することにしよう。でも「そこの後ろで腕組みをしているオヤジが元東京ロッカーズだということをオレは知っている」という一言には笑った。一瞬オレのことかと思った私は逝ってよしでしょうか。会場でお会いした元ハルメンズ・サエキけんぞう氏も、さぞやドッキリしたことでしょう。ね、サエキさん。

 終演後はクロスビート・大谷編集長と珍しく飲み。長いつきあいだけど、彼が基本的に下戸であることもあって、こうしてサシで酒を酌み交わすのは初めて。ディープな話をいろいろと。ま、人生いろいろです。