2001年10月16日(火)

 こないだ小山田圭吾に取材したとき、こんなことを言っていた。

 「結婚してさ、奥さんが家に来て、奥さんのレコードも大量に家にやってきてさ、レコード棚にはいんなくなったんですよ(笑)。それでしょうがないから、自分が持ってたレコードを整理したのね。一生聴かないやつとかもたくさんあるからさ。間違って2枚買っちゃってるやつとか(笑)。馬鹿らしいじゃないですか、自分の家の中にあってもさ、どこにあるんだかわかんなくて、それでもう1枚買っちゃったりとかしてさ(笑)。で、いらないのとりあえず売ったりとかしてさ。そしたら結構すっきりしてさ」

 このあと、情報と追っかけっこするのをやめて、自分にとって必要なものと必要でないものを見極めるようになった結果が新作『POINT』である、というような話に繋がっていくんだけど、「馬鹿らしいじゃないですか、自分の家の中にあってもさ、どこにあるんだかわかんなくて、それでもう1枚買っちゃったりとかしてさ(笑)」のくだりはあまりにイタ過ぎるよなー。仕事上でどうしても必要なんだけど、そして自分がそれを所有しているのはわかりきっているんだけど、どうしても見つからないというあほらしさ。今日もやってしまったよ。夜の10時ごろから探し始め、明け方4時ごろまでかかったが結局見つからず。あーあした買いにいくしかないのかクソー、とか思ってたら、ひょんなところで発見、という一幕。笑い話にもならねえ。まぁ見つかっただけマシなんだけど、いいトシした中年男が手を埃だらけにしてCDの山を一晩中かき分けかき分け、挙げ句は癇癪を起こしてヤケ酒あおってたらいつのまにか明け方、なんて、なんか情けなくて涙がチョチョ切れるね。

 そろそろ小山田氏を見習ってCD・レコード大量処分といくかな。でも性分としてレコードやCDは売れないんだよねー。あとで後悔しそうだし。でもいい加減にしないと生活スペースさえ浸食されつつある今、ちと事態は深刻である。ま、肝硬変かなんかで頓死したときは、レコード売却金を葬式代の足しにでもしてもらうか。