2001年1月23日(火)

 表参道のビクターでくるりの取材。新作『TEAM ROCK』について。
 ミュージックマガジン前号の年間ベスト10に寄稿していたことからも察することができるが、岸田繁は熱心なマガジン読者のようで、マガジン昨年11月号のロック特集座談会におけるぼくの発言やら、その他の原稿なんかも読んでいるみたい。「ぼくらについて冷静な批評をしてくれるのは小野島さんぐらい」という発言もあった。初対面ということで最初はかなり固い雰囲気だったが、後半はほぐれ、まぁいい取材になったかな。岸田はソウルフラワー中川から大言壮語と態度のデカさ(笑)を除いたようなタイプで、穏やかな好感の持てる青年だったが、割合リクツっぽいほうかも。ぼくの訊き方も悪かったのだが、そのため少し抽象的な話が多くなりすぎてしまったかもしれない。アルバムの出来は1作目よりは2作目、それよりは今作と、だんだん良くなっているのだが、歌ものあり、四つ打ちあり、ノイズっぽいのありと、妙にバランスがとれすぎていてぶっこわれたところがないのが正直言って少し物足りない思いもある。それを指摘すると、極端に振れないのが自分たちらしいのだ、というような答えだった。