2000年9月22日(金)

 下北沢のクラブ・キューで、サイクルズ。今度セカンド・アルバムを出す男一人女3人の4人組。オールド・レスポールを弾く男の子が曲を書き、新しいレスポールを弾く女の子が歌う。ファースト・アルバムのシークレット・トラックでトッド・ラングレンの「ロング・フロウイング・ローブ」をカヴァーするような、そんなポップ・センスを持った人たち。非常に端正な声で生真面目に歌うヴォーカルを中心として、レコードではアレンジが平板でこじんまりとまとまりすぎな気がしたが、ライヴはずっとロックっぽくて、ギターもいい音で鳴っていて、レコードよりはるかに好感がもてた。もうすこしヴォーカルに色気(ヘンな意味じゃないですよ)が出れば、人気が出るかも。

 終演後、所属のレコード会社であるキューンのカギオさん、ヤマザキさんと会食。カギオさんの猛プッシュがなければこの日ぼくがサイクルズをみることはなかったでしょう。ヤマザキさんのむかしの彼氏がぼくに似てるとか、そんな話で盛り上がったあと、別のところで飲んでいたB−PASS編集長の田中さんらと合流。その席で、B−PASS元編集長の緒方さんが今、シンコー・ミュージックの社長だと聞いてびっくり。緒方さんて確かオレと同じ年なんだよね。かたや天下のシンコー・ミュージックの社長、かたや車検代の支払いにも事欠く(泣)売れない中年ライター。この格差っていったい……。