2000年9月10日(日)

 昨日のカーナビ屋にもう一度行って再調整。今度はうまく行った。

 F1イタリア・グランプリ。シューマッハがポール・トゥ・ウィンで逃げ切ったんだけど、驚いたのが記者会見。あのシューマッハが喜びのあまり大泣きして「この勝利は自分にとってとても大きな意義がある」と言ったきり、涙、涙の声をあげての号泣で言葉が出ないのである。隣にいた2位のハッキネンも、思わずもらい泣きしてた。ひとり平静だったのが3位に入った弟のラルフだったのがおかしい。

 それにしてもシューマッハのあんな取り乱した様子ははじめて見た。サイボーグのようにクールな現役最高ドライバーだが、ここ数戦のふがいないレースぶりに、相当な危機感があったのだろう。イタリアはフェラーリの地元だから余計プレッシャーがあったはずだし、スタート直後の大クラッシュでチームメイトのバリチェロが消えてしまっただけに、感動もひとしおだったのだろう。これでセナに並ぶ通算41勝だそうだが、セナが死んだのは、シューマッハが気鋭の若手として彗星のようにあらわれ、シーズン開幕3連勝を飾った直後の4戦目のことで、まるでシューマッハがセナに引導を渡したような印象があっただけに、この勝利にはなにやら因縁めいたものを感じていたのかも。もらい泣きしてたハッキネンもシューマッハとは同世代だから、気持ちが分かるのだろう。2位に甘んじて悔しくないはずがないが、ライバルの涙の復活を祝福する。いい話だなぁ〜(笑)。

 はじめて見たシューマッハの人間的なところ。これで少しは人気があがるんじゃないでしょうか(笑)。もらい泣き(向こうには「もらい泣き」って概念はあるのか?)のハッキネンもいいヤツっぽい(笑)。