2000年7月2日(日)

 いろいろあってパソコンを買い換えることにして、28日にゲートウエイのサイトに行って、PERFORMANCE700という機種を購入。CPUはペンティアムIII 700メガ、HDは30メガに、メモリは126に増強、CD-R/RWまで搭載して175665円。でもその翌日にちょっと思うところがあって、ミドルタワーケースをフルタワーに変えようと思い、前の注文をキャンセルして新たに注文を入れ直そうとしたら、700メガのやつは品切れてしまったらしく、ない。仕方なくペンティアムIII 750のPERFORMANCE750という機種を代わりに注文した。価格は178815円。折り返し確認のメールがくる。

 そして、1日になってゲートウエイから郵便で「注文請書」が届いたのだが、オンラインで注文した内容と微妙に異なっている。750メガで注文したはずのCPUはなぜか700メガに落とされていて、その代わりに注文してもいないのに勝手にスピーカーが1グレード上のものに替わっている。価格は同じ。なんじゃこりゃ? 


 メールでの「ご注文確認書」では、ぼくが注文した通りの内容になっていたから、どうやらこの注文を処理した営業担当が勝手に注文の内容を変えてしまったらしい。考えられるケースとしては、


1)ぼくが頼んだPERFORMANCE700は最後の1台かなんかで、ぼくが頼んですぐに品切れした。
2)よってサイト上の注文フォームからPERFORMANCE700を削除し、代わりにPERFORMANCE750をアップした。
3)ところがぼくがそのあと、PERFORMANCE700をキャンセルしてPERFORMANCE750を注文してしまった。
4)そのためPERFORMANCE700が1台余ってしまった。
5)でもいまさら1台だけ売る手だてもない。
6)そこでぼくが注文を入れたPERFORMANCE750をPERFORMANCE700に変えようと思った。
7)でもそれをやるとぼくが注文した価格を下げなければならない
8)でもクレジットカード決済なので、販売価格を変えるとなるといろいろ面倒だ。
9)困り果て、ふと見ると、スピーカーを1ランク上のものにすればCPUをダウンした差額とちょうどぴったりあうことに気づいた。
10)そこで、注文内容を変えることにしたが、注文者であるぼくにいちいちお伺いをたてるのも面倒だ。
11)ええい、勝手にやっちまえ。どうせ細かいとこまでチェックしないだろ。
12)生産(組立)ラインに、勝手に変えた注文を流した。

  てなとこではないか。まぁCPUが700だろうが750だろうが大差ないし、そもそも700で注文入れてたわけだから、700にされる事自体はいい。そして、いちいちクレジットカードの注文をまたキャンセルして新たな金額を入れ直すのは、確かに面倒だろう。価格を同じにするために必要もない1ランク上のスピーカーにされても、まぁ不承不承ながら納得できると思う。ただしそれは事前に注文者であるぼくに、きちんと話を通していれば、の話だ。いくら価格が変わらないからといって、客の注文内容を勝手に変えるというのは、商取引上のモラルとして許されることではないだろう。販売者と購入者が一切対面しない通信販売なら、なおさらだ。

 もちろんぼくはすぐにクレームの電話を入れたが、土曜日ということでお休み。仕方なく担当営業の留守電に用件を吹き込み、同内容のメールも入れて、連絡を乞う旨のメッセージを入れた。

 ところがこの日の朝、いきなり商品が到着してしまった。納入予定は7日だったから、なんと5日もはやい。もちろん商品はゲートウエイが勝手に変えたものになっている。一瞬受け取りを拒否してそのまま持って帰らせようと思ったが、暑い中重い箱を抱えてきた運送業者の人が気の毒になってしまい、結局受け取ってしまった。

 7日到着だったら仕事もある程度一段落して土日にゆっくりセッティングに時間を費やせると思っていたのだが、よりによって一番忙しい時期に、しかも注文したのと違うのがくるとはなぁ。

 ここでぼくが意志の強い男なら、月曜日にゲートウエイの担当と話をするまで梱包をほどかず、そのままにしていたろう。しかしぼくは、据え膳は迷わずいただく意志の弱いあさましい男なのだった(苦笑)。結局梱包をほどき、そのままセッティングに突入してしまった。


 フルタワーケースのあまりの巨大さに驚き(ゲートウエイのショウルームで見たときはそうでもないように思えたのだが)、旧パソコン(NEC PC-9821)からのデータの移送などに手間取りと、あれこれ苦戦しながらも、夜中までセッティングに費やす。あれこれアプリケーションをいじってみるが、思ったほど速さを体感できない。グラフィック関係はさすがに速いが。まぁ買い換えの主たる理由は、USBポートもない98だとソフトや周辺機器に制約があるからということだから、これは納得づくである。機器そのものはきわめて快調に作動している。ちなみに鮎川誠さんとこも、ゲートウエイだそうだ。


 で、結局翌月曜朝になってゲートウエイ担当が血相を変えて電話してきた。「手違いがありまして……」とか言っている。なに言ってるんだよ、あんたが勝手に注文変えたんだろ、と問いつめると、やっと認めた。ぼくの推察通りだったようだ。「いますぐ運送業者を出して引き取りにうかがわせますから」などと言っているが、もう箱から出してセッティングしちゃったし、もういいよ、その代わりきちんとした謝罪と、どうしてこういうことになったのか経過説明が欲しいですね、と言うと、わかりました、との返事。しかしその後、7月6日に至るまで、先方からは何の連絡もなし。ま、もうあきらめてますがね。

 教訓:ゲートウエイのM原という営業担当(女性)は、客の注文を勝手に変えるので注意しましょう。