2000年7月15日(土)

 ライター講座の暑気払い宴会。石井恵梨子や小山守さんをはじめ、OBも多数参加。久々に朝まで。楽しかったが疲れた。

 その席上で(だったと思うがよく覚えてない)、ライターが原稿を仕上げて編集部に送って、なんの反応もないのはさびしい、という話が出た。ちかごろはほとんどメール送稿で、依頼もメールというケースも多いから、へたすりゃ最初から最後まで、一度も顔も合わせず電話で話もせず、だったりする。それはそれで煩わしい人間関係がなく気楽といえば気楽なのだが、なんだか自分が原稿の自動販売機になったような気分だったりして。そりゃ、いろんな原稿がガンガン集まってくる入稿期、編集者も忙しいのはわかるが、せめて「原稿確かに受け取りました、ありがとうございました」ぐらいあってもバチはあたんねぇんじゃねぇの、ということである。間違いなく原稿が届いてるという連絡にもなるしね。マメな編集者だと、メールなどで原稿を読んだ感想などをきちんと書き添えてくれるわけだが、これはうれしいものだ。まぁ連絡がないのはまちがいなく原稿は届いているし、原稿の内容も問題なかった、という意味ではあるのだが、仕事を依頼された限りはそれなりの意図や狙い、期待されている内容などがあるはずだし、果たしてそれに応えたものに仕上がっているか、ライターは大なり小なり不安に思っているところもあるのだ。だから「期待した通りの原稿で、助かりました」とか「こちらの意図とは少し違う内容でしたが、面白い内容なので、このまま行かせてもらいます」とか、一言言ってもらえるとすごく気が楽になるし、そのあとその編集者と仕事をするうえでの呼吸なども掴めるわけである。もし期待したほどの内容ではなく、面白くもない場合は書き直しになるか、2度と仕事がこないか、どっちかなわけだが、いずれにしろ精魂込めて仕事をして、その結果に何の反応もないのは寂しいことよ、という話でした。編集者は最初の読者なんだから、さ。