2000年6月6日(火)

 新しいパスポートをとりに都庁へ。パスポートに貼る写真はモノクロでも構わないようだが、なんとなくカラーにしちゃいますね。できあがったパスポート写真を見て、同居人は「相変わらず凶悪だ」と言う。むかしから人相が悪くて、黙っていると、機嫌が悪いとか怒ってるとか無愛想と思われる。今回のパスポートの写真も、なるほど機嫌が悪そうに写っていて、女の子ウケは悪そう。
 そういえばこの間のスラップ・ハッピーのとき、見知らぬ人(某誌の編集者の方)から「小野島さんですか」と声をかけられた。なぜぼくだとわかったのかといえば、「NU SENSATIONS」に載っていた写真を見たからのようだった。う〜〜ん、あの写真がオイラのパブリック・イメージになってるのか(困笑)。ぼくは基本的に自分の写真を公表するのは好まない。「NU SENSATIONS」を含め、どうしても断りきれなかったときを除き確か2〜3回しか出ていないはずだ。ミュージック・マガジンから出た「無人島レコード」でも、子供のときの写真でゴマ化したし。世間様にお見せするような顔なじゃないからね。同業者のなかには結構出たがりな人もいるけど、あれはよくわかんないなぁ。同様に、レコード店などで積極的に自分の身分を明かしていろいろ情報もらったり値引きしてもらったりする人もいるみたいだけど、あれも理解できない。なんか手の内を明かしちゃうみたいに思えて。公になった文章以外のとこでは、できるだけ自分というものを隠しておきたいのだ。もちろんこの文章のなかに出てくる「ぼく」だって、ぼくにとって都合のいい「ぼく」に過ぎない。ウソ偽りは一切書いてないけど、あえて書いていないことは山ほどある。もちろんプライベートなことだけじゃなく、音楽のこと、仕事のことでもね。そういう「裏」の部分の方が読みたい、という人もいるかもしれませんが、そんな面白いものじゃないと思います。