2000年6月20日(火)

 外苑前のキューン・ソニーで電気グルーヴの取材。先のツアーのライヴ音源をエディットしたミックスCD『イルボン2000』(7月19日発売)についてのインタビューだが、冒頭でいきなり「今回のCDについては別に話すことないんだよね。聴いてもらえればわかるし、注釈が必要なものじゃないし」(石野)「オレもこのCDについては別に訊きたいことない」(小野島)というわけで、もっぱら話題は今後の電気グルーヴの方向性について。詳細は「UV」次号をご覧ください。
 ちなみに石野&瀧からの、みなさんへの伝言です。「オールナイトのクラブ・イベントにきて早々に寝るな!」

 取材終了後、すこし時間をつぶして赤坂ブリッツでパンテラ。演奏は相変わらず、というか以前にも増して圧倒的にすごい。好き嫌いは別として、パンテラが現代のロック・アンサンブルの最高峰を行っていることはまちがいない。髪もヒゲも伸び放題で、晩年のジム・モリスンみたいな風貌になっていたフィル・アンセルモのヴォーカリストとしての存在感は、PEのチャック・Dにも匹敵すると思った。ただ同じように怒りのエネルギーがモチベーションになっていても、チャック・Dのようにパブリックな世直し的方向にいかず、ただ悪態つきまくってるガキみたいな他愛のない発散のし方になるところがおもしろいところである。ただ演奏してないときのダラダラと弛緩した雰囲気は、まぁ彼ららしいと言えば彼ららしいが、あまり感心しない。

 その足で渋谷円山町のクラブ(名前忘れた)で、アンダーワールドのDVD『EVERYTHING,EVERYTHING』(9月13日発売)のプレミア上映会。カール・ハイドやリック・スミスの記者会見なども含み1時間余。DVDはさわりの30分ほどの上映だったが、大画面プロジェクター&サラウンド大音響の効果は絶大で、あのフジ・ロックの感動(寝てたけど)が蘇る臨場感で、けっこう興奮しました。フジ・ロックの映像も収録。マルチ・アングルなどDVDの機能を目一杯活かした内容になるようで、ROMとしてはオフィシャル・サイトとのリンクなどの機能も含んでいる。DVDプレイヤーはあるがROMはないぼくは、これを機にパソコンの買い換えをしなきゃいかんのかとひとしきり悩む。曲目を削ったCDも8月23日に出る
 会場となったクラブは渋谷のラヴ・ホテル街のど真ん中にある。まさにクラブ遊び後の「お持ち帰り」に最適なロケーション。今度はおねーちゃん連れでいきますか(相手いないけど)。

 終演後は佐藤英輔さん、クロスビート美馬さんと会食。新婚1年目の美馬さんの夫婦生活の模様などを肴に飲む