2000年5月9日(火)

 横浜アリーナでイエロー・モンキー。満員の会場の9割が女性で、あれだけ黄色い歓声がとぶライヴは久しぶりだった。内容はまさにプロフェッショナルなロック・バンドのプロフェッショナルなショウ。派手な舞台装置も、ライト・ショウも、映像もなし。音だけで勝負しようとする男っぽく頑固一徹な姿勢には好感が持てた。ホーンやキーボード、女性コーラスまで含む総勢9人のアンサンブルも見事。どの曲もレコードで聴くよりずっとよくきこえたのは、彼らのライヴ・バンドとしての実力を物語る。まぁ音楽的には百%ぼくの好みというわけじゃないが、いまどき珍しい古典的なロック・バンド(悪い意味じゃありません、念のため)の風格があって、貴重な存在だと思う。もう少し男のファンが増えるといいのにね。
 ただ、満員の観客が全員一斉に手を上げたり下げたり揺らしたり、同じ仕種をするさまは、目の当たりにすると、やはり異様な感じがする。メンバーはあれをみて気持ち悪くないんだろうか。