2000年5月12日(金)

 山梨県の石和温泉に、オトコばかり友人8人と行ってきた。東京からクルマで1時間半も走ると到着する近場の温泉だが、箱根や熱海のような完全に観光地化された温泉町ではなく、普通の地方都市のなかに温泉旅館が点在する、という感じ。近隣にはこれといった観光地や娯楽施設も少なく、すこし行ったところにはラヴ・ホテル街なんかもあったりするところ。ぼくが選んだんじゃなく幹事の人の判断で場所を決めたのだが、温泉以外は魅力に乏しいところで、家族連れやカップルで行ってもおもしろくないと思う。そんなことを考えていたら、この温泉郷は、芸者さんやコンパニオンをあげて騒いだりとかアレしたりとかコレしたりとか、モロモロのそういうビジネスが売りなんじゃないかという話。まぁぼく以外のメンバーは一人を除き全員ぼくよりかなり年上のおっさんだったので、こういう場所になったんだろう。
 宿泊した旅館はここ。着いてすぐ一風呂(ワイン風呂なんてのもあった)浴びて、夕食兼宴会になったのだが、幹事の手配通り和服のコンパニオンの女性2人が登場し、お酌してくれたり喋り相手になって場を盛り上げてくれたり。もちろん彼女たちにはそれなりのお金を払っている。メンバーの中には風俗店や女性が相手してくれる店によく通っている人も何人かいたが、ぼくはそういう店に行くことは嫌いだし、そういう女性と話したりするのも苦手。こんなこと書くと偽善的なモラリストみたいだけど、これは単に好き嫌いの問題。実際、サラリーマン時代につき合いで1,2回行ったことがあるぐらいで、ここ15年ばかりはまったく足を踏み入れたことがない。まぁこの日来たコンパニオンは陽気によく喋る人たちで、その間はそれなりに面白かったけど、お金を払って女性に相手してもらうってシチュエーション自体にはやっぱりなじめない。まぁシロウトの女性を口説くときに高い食事をおごったり高価なプレゼントでつったりすることとどこがちがうってハナシもあるけど、プロの女性はやはり苦手です。みんなが騒いでるのを見ながら黙々と飲んでいたら「こちら、静かなのねぇ」なんて言われちゃいましたよ。ちなみにふたりのコンパニオンのうち年上の30代後半から40代ぐらいの女性は元ヤクザの女房、年下の20代後半の方は元トルエン中毒の暴走族あがりだそうだ。真偽のほどは知らないが。彼女らは1時間半座を盛り上げてさっさと帰っていった。
 宴会が終わって、部屋でしばらく飲み、そっち方面に興味のあるメンバーは夜更けの街に繰り出しキャバクラだかフィリピンパブだかに流れ、早々に寝てしまった人を除きぼくも含め残ったメンバー4人は早朝まで麻雀。酔っぱらっていたのでボロ負けだった。
 2時間ぐらいうとうとして起床、朝風呂を浴びて朝食、そのあと帰路に着く。要はただ宴会だけして帰ってきたわけで、まぁこれはこれで正しい日本のオヤジの温泉旅行なのかもしれない。最近仕事でいろいろがっかりすることがあって少し落ち込んでいたのだが、いい気分転換にはなった。めちゃ疲れたけど。

 阪神、ついに読売に5連勝。優勝の年以来の快挙だそうだ。打線に当たりが出てきたのは好材料。野村監督は読売の欠点を本当によく知っているし、勝つための戦略がきちんと選手にも浸透しつつあるようだ。
 それにしてもそんな阪神に6連勝している横浜が読売戦になると6戦全敗というのはどうしたことか。権藤は長嶋に借りでもあるのか。権藤横浜も長嶋読売同様、野村阪神のような勝つための戦略とか細かい野球をしない、というかできないところで、要は投手の調子がよくて打線がガンガン打てば勝つ、というおおざっぱな野球しかできない。だから横浜対読売は小細工なしの単純な力勝負になるわけだが、そうなると読売の方が横浜より上、ということなんだろう。でもなんで阪神は読売とは好勝負できるのに横浜にはからっきしなのか。わからんなぁ。