2000年4月12日(水)

 予想通り石原慎太郎の三国人発言は確信犯だったようで、マスコミや世論のバッシングに開き直り発言を繰り返している。仮にも作家を自称する者が、「三国人」という言葉にある蔑称的ニュアンスを知らなかったなんて言いぐさが通るはずがない。これが国政の閣僚だったら即座に罷免ものだが、不思議にこの人の責任を問う声は都議会からは出てこない。しかしそれより恐ろしいのは、都庁に寄せられる声のうち、石原を支持する意見が6割に達したことだ。もちろんこれが即国民の世論とは言えないし、そういう報道をすることで結果的に石原発言を容認するようなことになったら大マスコミの責任は重大だが、それにしても石原発言は、多数の日本国民の潜在的な差別意識を代弁したに過ぎないということなのかもしれない。おそらく石原は新党を結成し次は国政への再進出を考えているだろう。こんなウルトラ国家主義・排他的差別主義者が、多数の保守的国民の支持を受け国政を牛耳ることになったらと思うと寒気がする。

 それにしてもなんだか最近、ほんとにおかしなことが多すぎる。人並みの愛国心なんて一切持ちあわせちゃいないが、ますますこの国が住みにくくなっていることは確かだ。

 皐月賞一番人気確実だったフサイチゼノンが出走回避決定。故障とかではなく、ただ先週末からの動きがピリッとしないから、という田原調教師の説明。田原が人並み外れたええかっこしいだということを考慮しても、まったく不可解きわまりない。一生に一度しかない4歳クラシックだぜ。これはおそらく馬主である関口房朗の意向、というか都合に関係している気がする。同馬主のフサイチエアデールの無理使いと考えあわせると、どうもキナ臭い。