2000年3月4日

 新宿リキッド・ルームでポリシックス。キューン・ソニーからのメジャー・デビューも決定、完全に加速モードに入った感じの彼らだが、この日もロック・バンドとしての勢いを感じさせた。客の入りは立錐の余地もない超満員。しかも客層が若く、ノリもすさまじい。2〜3年前のミッシェル・ガン・エレファントを思わせる。新曲多数のライヴはこれまでにない新機軸も打ち出していた。彼らのライヴを「ロックごっこ」と評していた人もいるが、ぼくはそれを肯定的に受け止めたい。「音楽を通じて訴えたいことなんて何もない」「歌詞や曲タイトルに意味はない」と公言する彼らの音楽の底にあるのは一種のお遊び感覚だからだ。遊び、ごっこと言ってもそこには彼らなりのギリギリの肉体感覚がぶち込まれているわけで、だからこそ彼らのライヴは強烈なエネルギーに満ちているのである。4月に出る新曲のタイトルは「XCT」。もちろん彼らいわく「タイトルには何の意味もありません」。発売は4月19日。このシングルもすごい出来です。ぶっ飛んでます。単なるピコピコのテクノ・ポップ・バンドという先入観は捨てた方がいいです。