2000年3月21日(月)

 元日本版『WIRED』の編集長が作った雑誌『サイゾー』は、「ちょっと気取った、あるいはナンパな噂の真相」という感じでなかなか面白いのだが、最新号(珍しく笑ってない佐藤藍子が表紙)に興味深い記事があった。
 創価学会が、その本家である日蓮正宗の総本山・大石寺から破門されて以来対立関係にあるのは知られている。激しい中傷合戦を繰り返してきた両者だが、学会の機関誌『学会新報』などで、総本山のトップ日顕上人の下半身スキャンダルをデッチあげたとして、学会および池田大作が総本山側に名誉毀損で告訴されているというのである。写真を加工して日顕上人ひとりが芸者をはべらせて遊んでいるかのように見せかけたり、日顕上人が渡米先で売春婦とトラぶったかのようなスキャンダルを現地の警察まで抱き込んでデッチあげたり、というような内容だ。そしてその判決が3月21日に東京地裁で下る、としている。
 いまこれを書いてるのは22日の午後だが、昨日の夕刊にも今日の朝刊にも、その裁判のことは載っていない。うちは朝日だが、おそらくどの新聞も同じだろう。聖教新聞の印刷を請け負っているという毎日新聞はもちろん、どの大マスコミも学会員の不買運動が怖くて学会批判や池田大作がらみのスキャンダルを書けない事情はある程度知られているが(池田大作レイプ疑惑とかね)、今回の件も『サイゾー』だけの報道かもしれない。もし『サイゾー』の記事が本当なら(おそらく本当だろう。記事にはデッチあげられた写真の修整前のオリジナル写真まで掲載されている)、創価学会のファッショ的体質を示す格好の事件なのだが、このままでは限られた関係者以外は『サイゾー』読者しか知らないで終わるだろう。こんなファシスト集団と一心同体である公明党が政権の一翼を担っているのだから、まさに日本は末期的症状だ。みなさん、次の総選挙は絶対棄権しないで、自自公以外の政党に投票しましょうね。