2000年3月20日(月)

 3連休の最後の日。われわれのような仕事をする者にとっては何の関係もないわけだが、不思議なもので世の中が休日独特の弛緩した雰囲気に包まれていると(犬の散歩をしていると、とくに感じる)、こっちまでゆるい感じになってくる。仕事は鈴なりになってるので、そんなにのんびり過ごせるわけでもないんだけどね。

invisible  いま読んでる本は『めかくしジュークボックス』(工作社刊)。ミュージックマガジンで松山晋也さんがやってる連載「めかくしプレイ」のネタ元ですね。これは相当おもしろいです。イギリスの音楽誌『WIRE』でもう10年近くも続いている企画で、ミュージシャンに予備知識を与えずレコードを聴かせて曲を当てさせ、いろいろそれにまつわる話を訊いていくというもの。当然当てなきゃいけないはずの曲がわからず慌てふためく(なかにはサンプリングした元ネタや、親しい友人の曲がわからなかったり)図なんて意地悪な楽しみ方もできるわけだが、なかなか知られることのない交友関係やエピソードなんかも読めて楽しい。お気に入りのミュージシャンやレコードについて語る楽しさはミュージシャン本人にとっても同様らしく、だれも実に嬉しげ。そして自分の音楽や作品についてあれこれ解説することを好まないアーティストも、他人の、しかもお気に入りの音楽については実に雄弁だし、そうすることで実はかれ自身の音楽観を語っているわけで、そのため正攻法なインタヴューではなかなか語られないような興味深い内容も多い。価格は2900円と高いけど、これはおすすめです。

 『2000年の恋』最終回。途中から見なくなっていたので、事前に公式HPであらすじをチェックしてから鑑賞したが、金城武が死んで中山美穂だけ生き残るという予想ははずれ。意外にあっさりした終わり方だった。『シュリ』の影響モロミエのエンディングでしたけどね。つまんないハナシとは思わなかったが、このドラマは中山美穂にいまひとつ魅力がなく、損をしていたんじゃないか。少なくとも敵役フェイレイの方が全然存在感があったし魅力的だった。ぼくが監督やプロデューサーなら、彼女を主演に『女囚さそり』シリーズを撮る。

 それからお問い合わせの多かった「スペースインベーダー焼」(14日のDIARY参照)ですが、種類はひとつだけだと思います。まあふつうの甘ったるいお菓子、というかビスケット様のもの。6個入りで、袋の中にもうひとつ、ハチミツの入った袋が入ってます。つけて食べると2種類の味が楽しめるというわけ。すんごくマズイです(笑)。