2000年3月2日(木)

 朝まで原稿書きの余波で起床したらすでに2時。1時半から試写会の予定だったのに(泣)。

 夜は渋谷クラブ・クアトロでハイ・ラマズ。ミュージックマガジンのレコ評でも書いた通り、ぼくは彼らの最新作『スノーバグ』をとても気に入っている。だからもちろんとても楽しみにしていたライヴだったんだけど、期待していた、というのとは少しちがうんだな。つまりこっちの予想を上回る、あるいはいい意味で裏切るような音楽的なハプニングや爆発はおそらくないだろう、でもぼくは彼らのゆったりした、でもどこか棘を隠し持ったような雰囲気が好きだから、1時間半なりの間、そういう空気に浸ってリラックスできればいい、と。そういう意味で楽しみにしていたわけです。
 で、結果は予想通り。正直言って、レコードを聴いたとき以上の音楽的発見はほとんどなかったし、ショーン・オヘイガンのヴォーカルは実に危なっかしかった。つまりシビアにみれば、ライヴをやる意味みたいなものを根本から問い直されかねないようなライヴだったのだが、まぁそれはそれとして、ぼくはそこそこ楽しんだのである。ま、いいんじゃないでしょうか。