3日(木)

 渋谷オンエア・イーストでゴメス。会場ではいろんな人から「珍しいですね」と言われる。いまのイギリスの若手ロックなんて全然関心ないと思われてるらしい。まぁ確かにライヴを見るのは珍しいが、もちろんそれなりにレコードは聴いていたわけで、このバンドは去年出たアルバムが良かったので、一応期待していったのである。
 で、結論から言えばなかなか良かったと思う。ジャンクなおもちゃ感覚やドラッギーなサイケ感覚も織り交ぜつつ、さまざまなルーツ音楽を巧みに消化していくセンス。すこしポーグスを思い起こしたりもした。適度に粗っぽくルーズな演奏で、しかも会場の外人比率が高く、その連中がまた幕間にも大声で騒ぐものだから、会場は日本では珍しいパーティーノリの雰囲気になっていて、なかなか楽しかった。
 終演後の評判は意外に賛否両論だったけど(宮子和眞センセイは中座してレコード屋巡りに行ってしまったらしい)、佐藤英輔さんも書いている通り、いまのイギリスの若手であれだけやれれば十分だと思うけどね。