2000年2月25日(金)

 話題の『バッファロー'66』、ようやく見ましたよ。確かにとてもおもしろい、そして愛すべき映画。アメリカの浅野忠信?ヴィンセント・ギャロ演じるダメ男君の、憎まれ口ばかり叩いているのにどこか愛嬌があってお人好しなキャラクターは女性からみると母性本能をくすぐられるだろうし、男のぼくからみるとクリスチーナ・リッチがまた、拝みたくなるほど可愛い。太めのコロコロした肢体と小動物系の顔が、なんともチャーミングで魅力的だ。設定やストーリーだけ追っていると結構めちゃくちゃなんだけど、それを感じさせないところがうまい。ラストはちょっと甘いとも思ったが、あの終わり方だからこそ、ロングランにもなっているんだろう。まだ続映されるようなので、未見の人は是非。プログレ・ファンも必見(笑)。

 夜は渋谷で北中正和さんと対談。例の音楽ライター本の企画の一環である。北中さんとは電話で少しお話したことはあるが、お会いするのは初めて。ぼくが中学校のときから文章を拝読していた大先輩にインタビューするということで大緊張のまま挑んだが、文章のイメージ通り、とても穏やかで優しい方だった。こちらの企画の趣旨をきちんと理解してくださり、面白い話をたくさんお聞きすることができた。うまく原稿にまとめられれば、ライター志望の人以外にも読み応え充分なものになると思う。期待してください。