22日(火)

 終日、取材の下準備や原稿のため資料の書籍を読みふける1日。自室ではなく居間で読んでいたので、その間まったく音楽を聴かなかったし、聴きたいという気もおきなかった。本自体が読みやすいということもあったが、やはり音楽を聴きながらよりはるかに読書に集中できた。たまにはこういうのもいいだろう。

 ちょっと前の話だが、(確か)25歳以下の若年層の失業率が10%を超えているという話を新聞で読んだ。つまりは不況で学校を出ても就職口がない若者が増えているということなのだが、これを読んで思い出したのが、70年代後半のイギリスが深刻な経済不況で、やはり若年層の失業率が10%を超えていたという話。確か78年から80年までの統計で14%という失業率だった。つまりいまの日本も当時のイギリスと同じような状況になっているわけだ。70年代のイギリスではこうした状況がパンク爆発の背景になったと言われているのだが、さて、日本はどうだろう。当時のパンクに匹敵するような若者による文化革命が起きるような雰囲気があるかといえば、どうも怪しい気がする。日本の若者の苛立ちや体制への不平不満のエネルギーはどこへ向かっているんだろう。それとも、そんなものハナから持ち合わせていないのか。