2000年11月25日(土)

 さすがに昨日の疲れが出て寝坊気味。起床して終日原稿。『レコード・コレクターズ』次号のニルヴァーナ特集のため。先日のドアーズ原稿といい、今月は死者に縁がある。カート・コベインの悲劇はジム・モリスンなどとちがい、自分がいまの仕事を始めてからのことなので、単なるいちファンとしての悲しみというよりもっと生々しい、どこか後ろめたいような感覚がある。資料を調べ、レコードを繰り返し聴くうち、彼の苦悩と絶望がひしひしと感じられ、筆を進めるのがつらいと思った原稿は初めてかもしれない。