2000年11月17日(金)

 終日、『DIG』誌次号のドアーズ特集の原稿。8000字程度のヒストリーだが、参考資料をあれこれ読んでいたら情報が多すぎて混乱してしまい、なかなかうまくまとまらず。むかしもいまも一番好きなアーティストなので、書きたいことがありすぎて困ってしまう。以前『レコード・コレクターズ』でセックス・ピストルズの原稿を書いたときもそうだったが、思い入れの深いアーティストほどなかなか文章にはしづらく、あれこれ個人的な思い入れを書くより、感情的な筆致は避けてわりあい淡々と事実のみを述べていくようなものになる傾向がぼくの場合あり、今回もそうなった。もはや語り尽くされているアーティストでもあるし。このあと、別の雑誌でちがうアーティストのヒストリーを書く予定があり、今月はもっぱら資料との格闘になりそうだ。

michirou 書き忘れていたけど、数日前の日刊ゲンダイの「あの人は今こうしている」のコーナーで遠藤ミチロウが登場してた。スターリン時代のことから近況までフランクに語っている。「人生ピークを過ぎると残りは余生って感覚になって、シガラミに引きずられないで好きなことができるんですね」てなことを言ってる。うーん、「ピークを過ぎた」なんて、自分で認めちゃいますか、ミチロウさん。ミチロウさんは現在50歳だそうだが、50歳で余生ねぇ。じゃぁオレもあと×年で余生? それはちょっと早すぎるな!