2000年10月7日(土)

 二日酔いの中、終日原稿。

 ダイエーホークス優勝。工藤が離脱、これといった戦力補強もなし。シーズン前には最下位もありうるかも、と思っていたが、2連覇である。確かに強いチームになったと認めざるをえない。打線の好調(特に松中のブレイクと、小久保、柴原の復調)と中継ぎ、抑えの充実が大きかったのだろう。城島の長期戦線離脱の間を坊西がうまく埋め、勝ち越しで終わったのが大きかった。とはいえ西武、ロッテ相手には負け越し、優勝時点で10勝以上あげている投手がいないという事実が示すように、盤石の強さというわけではなかった。西武、日本ハム、オリックス、ロッテなど、各チームとも主力をケガや故障で欠いたわけだが、その痛手がもっとも少なかったのがダイエーだったということだろう。国民栄誉賞監督の采配も無難だったと言えそうだ。来年は立命館の山田、九州共立大の山村という、即戦力の大物投手が2人、逆指名で入りそうだし、故障から復帰した西村が額面通り働いて、3人で15勝ぐらいあげるようなら、来年も優勝できるだろう。主力は今が働き盛りだし、このままダイエー黄金期に突入する可能性がある。故・根本流のチーム作りは、西武時代同様凄腕だったとしか言いようがない。ま、そうなる前に身売りの可能性の高そうだが、最近の不祥事報道をみてると。
 ぼくがもうダイエー・ファンとは言えないけども(TV観戦もほとんどしなかった)、もちろん日本シリーズでは応援しますよ、アンチ読売としてね。工藤もそうだが、斎藤雅樹が要注意だ。

 で、阪神。去年より2勝多いだけの連続最下位。野村批判も公然とささやかれだしている。しかし今の戦力ではとてもじゃないが、誰が監督やったって優勝どころかAクラスだって奇跡でも起きない限り無理だろう。他球団に行ってもレギュラーになれそうなのは新庄と矢野ぐらいしかいないし。もしFAで二人とも出ていったりしたら、もう手も足も出ないだろう(矢野は金満読売が狙っているというが、ほんとか?)。ほんとはノムさんも若手育成に重点を置き、じっくり長期計画でやりたいとこだろうが、すぐ結果を求められる球団だから、どうしても采配が中途半端になる。「エリートを倒して行く方がやりがいがある」と阪神逆指名を決断したという藤田太陽投手が入るとは言っても、素材型で必ずしも即戦力とは言い難いようだし、トレードは見返りにロクな選手が出せないから、これも多くは期待できない(野村監督はローテーション投手が二人欲しいと言ってるが、新庄クラスを出さないと無理だろう)。あとはFAでヤクルトの川崎をとるか、それが無理ならあてにならない外人に期待するしかなくなる。ローテーション投手以上に大砲も欲しいところだが、オバンドーやペタジーニ・クラスの外人は宝くじを期待するようなもんだし。いいトシしていまだ振り回すだけの大豊に期待しなきゃいけないのがつらい。野村から阪神ファンになったぼくは阪神の選手にはほとんど思い入れがないので、大豊、桧山、広沢、湯舟、藪、中込、川尻(今年は良かったが、隔年投手なので来年はだめ。今が売り時だろう)あたり、場合によっては今岡や坪井も出して、総とっかえして球団の体質を変えるぐらいの覚悟がなきゃだめだろう。もちろん前述したように新庄でも出さないと本当の大物はとれないが、弱点の補強(つうか、全部弱点なんだが)ぐらいはできるだろう。藪や川尻で、ダイエー吉永や日本ハム西浦あたり、どうかな。藪ー吉永とか釣り合いとれてると思うけど。吉永はダイエーで便利に使われてて相当クサってそうだし、1塁に定着させてやれば、.280、30本ぐらいは打てそうな気がするけど。そうすれば5番で使えるし。藪もダイエー打線なら10勝はできるだろう。あとはダイエー2連覇の陰の立役者、尾花ピッチングコーチを招聘し、伸び悩む井川、藤川などの急成長と、藤田の大成を期待する。すべてがうまくいけば、3位ぐらいにはなれるかも(泣)。