2000年10月26日(木)

 渋谷公会堂でルー・リード。ギター2本の4人編成のバンドっぽい演奏。とにかくソリッドでタイトでシャープでハード。そしてハイ・テンション。少々息苦しく思えるほど緊密に、隙なく作られたアレンジと演奏だったが、ルーのヴォーカルの狭間からこぼれ出るなんとも言えないロマンティシズムが、実に泣ける。過去の代表曲はアンコールにまとめてやっただけ、ほとんどが近作からのレパートリーで、あらゆる意味でこのオヤジが「現役」そのものであることを強烈なまでにアピールしていた。ううむ、素晴らし過ぎる。ロックが好きで良かった。でも「オレは今ではこんな仕事してるけど、心は今もロックだ、魂までは売ってないぜ」的なおっさんばかり集まった(オレもそうか)客層はウーン……でしたけど。ADFと並び、今年のベスト・ライヴか。