6日(木)

 テレビ・チャンピオンのラーメン王選手権を見る。ちょっと今風のスマートな青年(24歳)が決勝に残ったので、その子が優勝すればラーメン評論界(?)の新しいスター誕生だったろうが、小太りの、見るからにオタクな30男が優勝。それにしても日本人はどうしてこうもラーメン好きなのだろうか。ぼくの周りにもラーメンのためならどこまででも足を伸ばす輩が少なからずいる。まぁぼくも普段の行動半径である渋谷や新宿周辺ぐらいなら、そばに立ち寄ったときに試食するぐらいはやぶさかじゃないが、わざわざそのために行く気にはとてもなれない。

 だいたいぼくは食というものに対してまったく執着がなく、極端なことを言えば毎日同じものを食べても気にならない。もちろんまずいものよりはうまい方がいいに決まってるが、うまいもののために安くない金を使い、短くはない時間を費やし、少なくはない労力を注ぎ込む気持ちにはどうしてもなれない。それはファッションに関しても同じで、おそらくぼくが年間に費やす被服費は5万前後以下だろう。それも必要なときに近所の西友だの洋服の青山だのジーンズメイトの類で買いそろえるだけで、ブランドに対するこだわりなど皆無である。おいしいものを食べ歩くのが楽しみで、おまけにファッション・ブランドにも並はずれてこだわる宮子・岡村夫妻など、まるでぼくとは別世界のヒトという感じ。まぁ音楽の趣味も全然ちがうしね。

 ではそんなぼくが何に金を使うかといえば、この日記を読んでいる人はよくご存知だろうが、レコード、DVDなどオーディオ/ビデオソフト、書籍、映画、オーディオ/ヴィジュアル製品やパソコンなど。あ、酒も大きいですね。酒以外はあとに残るものが多く、要はモノを集めるのが好きなんだろう。大きな声じゃ言えないが、買ってきて封も切ってないCDなんて山ほどあるし(特にむかしのリイシューものなんかそう)、ただ棚に並べとくだけで満足しちゃうわけだ。そういう行動は家族などからみるとまったく無意味で馬鹿げたものに映るらしいが、仕方ないよ。

 あと気づいたのが、どうも「実用性」みたいなことにほとんど関心がないらしいということ。CDもビデオも本も酒もオーディオも、日常生活になくたって一向に差し支えないものばかりだ。まぁオーディオなどは商売道具でもあるのだが、どう考えたって「道具」の域をはるかに超えた金使ってるし。そういう「生きていくに何の必要もない無駄なもの」が好きなのだ。だからグルメやらファッションやらという実用性を重視するようなものにはどうも情熱を持てないのだろう。

 このHPだってそうである。最初は、これで自己アピールして仕事の幅でも広がれば、と思っていたが、一向にそんな様子はない。「日記、おもしろいですねぇ」と言ってくれる編集者はたくさんいるが、そこから仕事に結びついた例は、ぼくの知る限りほとんどないのだ。もちろん広告で金が儲かるわけでもないし、言ってみれば自己満足。しかし面白いからいいのだ。

 つうことで、今年も「一文にもならないけ面白そうなこと」をガンガンやっていきますのでよろしく。おもしろそうな話はどんどんふってくださいね。