17日(月)

 いよいよ本格的に忙しくなってきた。ヤバイ。今週は取材が4本あり、そのうち3本が同じ日というスケジュールである。ヤバイ。しかも4組のうち2組は初対面、1組はかれこれ7〜8年ぶりの対面で、まぁ初対面みたいなもの。下準備も含め忙殺されまくってる。ヤバイ。まぁ売れっ子のライターさんのなかにはもっとキツい日程でやってる人もいるかもしれないが、売れない中年ライターにしたらこれでも十分ハードである。ホントにヤバイ。

 そんな状況下、ライヴの予習と思いジョー・ストラマーの新作を探すが、これが見つからない見つからない。結局1時間以上家捜ししてようやくCDの山の下の方から発見したのだが、これにはさすがにアタマにきた。自分の整理整頓力のなさには呆れるしかないが、すでに我が家の収納力をはるかに超えるCD量がうずたかく積み上げられ、収拾がつかなくなっている。最近はいいCDラックがたくさんあるので、3〜4個購入したいとこだが、置くスペースがない。これはいよいよフラッシュ・ディスク・ランチのCDケースを購入するしかないか。そういえばこないだタワーに、アメリカ製のCDケースもあったな。どちらかを実際に使用中の方、使い勝手など教えていただけませんか。よければ掲示板にでも書き込んでいただけると助かります。


 というわけで、夜は赤坂ブリッツでジョー・ストラマー。あまり期待しないで見に行ったんだけど、これが驚くほど良かった。もし行こうかどうしようか迷ってる人がいたら、万難を排して見に行った方がいいと言っておきます。クラッシュ・ナンバー連発、しかもほぼ昔のままのアレンジでやっているのに、全然後ろ向きなノスタルジーになってない。いまの時代の新鮮な輝きとエネルギーを放っているのだ。なぜこんなに感動的なのかライヴ中ずっと考えていたのだが、正直言ってよくわからなかった。もちろん楽曲自体のエヴァーグリーン性も指摘できるが、おそらくそれだけではない。ひとつだけ考えられるのが、クラッシュではないソロの曲の演奏が充実していたことが挙げられる。もしいまの曲が精彩を欠いていたら、いくらむかしの名曲を颯爽と演奏しても、よくあるオールド・ロック・スターのノスタルジックなショウにしかならないだろう。その意味でストラマーは見事に現役バリバリであることを見事に証明したと言える。ピストルズの再編ライヴの空虚さとはまったくちがう。ソロ作では中南米音楽色が強く出ていたが、ライヴはずっとロックっぽくなっていた。音程ヨレヨレ、チューニングは甘く、技術的に見ればかなり難のある演奏で、それを問題にしている人もいたが、そんなのまったく関係ないぞ。積極的に観客とコミュニケーションをとろうとする態度も含め、しみじみと感動的で、しかも元気の出るライヴだった。年明け早々いいライヴが続いて嬉しいねぇ。