15日(土)

 世田谷の『ボロ市』をのぞく。自宅から歩いていける距離で催しているのだが、いつでも行けるということもあってか、足を運んだのは数年ぶりだ。ふだんは人通りの少ない住宅街にやたら通行人が増えるし、路上駐車のクルマも多くなる。迷惑というほどでもないが、ふだんと比べ街の空気はずいぶん変わる(とは言ってもぼくの自宅の周りまでその累が及ぶことはないが)。トシをとると人混みが苦手になってくるので、芋を洗うようなボロ市の混雑はできれば敬遠したいのである。
 今年は出向いたのが夜で、しかも小雨が降っていたので、比較的すいていた。古着や古道具、アンティークの類、魚や干物、植木や観葉植物、古本、ゲームなど雑多なモノが売られていたが、ありきたりなものばかりであまり面白味はない。出店を出しているのがクロウトだからだ。掘り出し物を期待するなら、シロウト主体のフリーマーケットの類の方がいいだろう。中古ビデオの出店で松本俊夫のカルト・ムーヴィー『薔薇の葬列』を2500円で売っていたので少し迷うが、まぁ大した映画でもないしと、結局見送り。アンティーク・ショップの店先でなぜかディペッシュ・モードなど80年代ニュー・ウエイヴのLPが50枚ほど売られていたが、1枚500円と意外に高く、これも見送り。200円ぐらいなら、何枚か買いたいものがあったんだけど。