26日(日)

 いよいよオフ会兼忘年会が27日夜に迫った。みなさんの参加をお待ちしてます。

 有馬記念。素晴らしいレースだった。4頭がなだれ込むように横一線、クビ差でグラスワンダー、スペシャルウィークが抜け出し、さらにハナ差でグラスが制したゴール前の攻防は掛け値なしにすごかった。グラスが圧勝した宝塚も興奮したが、今回はゴール前200メートルぐらいから震えがきて、レースが終わってからもしばらく止まらなかった。穴狙いのぼくは当然1番人気の馬券など買っていないが(ちなみにツルマルツヨシとグラスが本線だった)、参加料と思えばハズレも惜しくない(負け惜しみ)。宝塚では1秒以上あった2強と3着との差がクビまで詰まったのは、2強の調子が本当ではなかったからだろうが、レースはおかげで最高に盛り上がった。インタヴューで的場は「追い切りに乗ったとき、ほんとに手応え悪かったから心配だった」と漏らしていたが、それでいてあの勝負根性はすごい。来年は凱旋門賞挑戦らしいが、ぜひ万全の状態で出て勝って欲しい(的場はかってのお手馬エルコンドルパサーよりグラスが上であることを是が非でも証明したいだろう)。ついでに来年の宝塚も有馬も勝って、空前にして絶後のグランプリ5連覇でも果たしてほしいものである。


 夜は渋谷公会堂で、APEのイベント。ぼくはよー知らんのだが、APEってのはコーネリやスチャが愛用してるファッション・ブランドだそーで。毎年やってるイベントで、過去にはマニー・マークなんかも出たらしい。で、今回の出演はユーヒーズ、嶺川貴子、スーパーカー、スチャ、コーネリ。セット・チェンジをスムーズにするために回り舞台にしたのはいいとしても、ミュージシャンがカプセルに入って登場する演出はアイディア倒れ。こないだの電気とコーネリのイベントもそうだが、しゃくさい演出は不要です。ちなみに曲目表はこちら
 ユーヒーズは初めてみたのだが、ホフディラン以上に小宮山雄飛のオタクぶりが大爆発。このクソ寒い中、短パンはいて嬉々としてサンプラーを振り回すあたり、泣けました(笑)。
 貴子嬢はなんともはや……本人は「ライヴはひさびさなので緊張してる」と言ってたが、とにかく(PAのバランスが悪かったせいもあるが)声がまったく出ておらず、おまけにただマイクの前に棒立ちしてるだけなので、観客へのアピール度ゼロ。はっきり言ってライヴに関してはシロウト以下。レコードを家で聴いてた方が全然いいです。まぁぼくはファンなので、それでも楽しめましたけどね。
 続くスーパーカーに至っては、カプセルに入って回り舞台で登場するときからすでにイヤがっていて(笑)、演奏中も観客に対してアピールする気などまるでなく、はやく演奏を済ませて帰りたいという様子がありあり。隣で見ていたUV矢隈さんが、まるで我が子の学芸会を見守る母親のごとく「スーパーカーのこんな演奏は見せたくなかった、ふだんはもっといいんですよ〜〜」と必死にかばっていたのが微笑ましかった。
 それに比べ、スチャはさすがプロという見事なステージさばき。その昔メジャー・デビューする前後にインタヴューしたとき「これでオレたちもプロのラッパーですよ。プロのラッパー。うわカッコ悪(笑)」などと言っていたころがウソのよう(笑)。でも、確かに見事なスキルでありステージングなんだけど、むかしより閉じているように思えるのはなぜだろう。スキル的にははるかに劣るドラゴン・アッシュがあれだけ売れて、スキルの向上に血道をあげるプロパーのラッパーが、マニアックな支持しかえられないのは、決して降谷建志のルックスだけが原因ではないと思う。
 トリのコーネリは、まぁいつも通り。年内のライヴはこれが最後で、来年からはアルバム制作に入るはずだから、この形式のライヴはこれが最後だろう。40分ぐらいしかやらなかったが、これぐらいの短い時間のほうがインパクトは強そう。それにしても変拍子バシバシ、展開に凝った技巧的な曲を嬉々として演奏するさまをみて、まるでプログレだな〜〜と思った。もちろん悪い意味ではない。そういう演奏をしていてもあくまでもポップというかファンシーというか、人なつっこくかわいらしいのが小山田らしいとこなのだ。

 最後はスチャとコーネリの混成セッションで幕。まぁ楽しかったが、客の盛り上がりはいまいちの感じ。ホールでこういうイベントって少し無理があるかも。